眼に余るテレビ宣伝

三和総合設計

2011年12月19日 07:42

最近、質の良いテレビコマーシャルが少ないと思いませんか。

週末になると東京の地名をつけた健康食品の宣伝がたくさん流れます。
健康食品ってそんなに良いのかと思う以上に、健康食品ってそんなに儲かるのかと思ってしまいます。

朝のテレビショッピングでは、血圧計の販売。
2台ワンセットの販売だそうで、これから血圧計は一人一台の時代だと主張します。
血圧計なんて誰かが使い終わるのを少し待ってから使えば何の問題もないと思うのですが。。。

その割には人気商品ですから一人一セットまでとされています。

商品の良し悪しよりも耳に残ることを優先する。
ちゃんとした情報はインターネットで得る。
インターネットで検索されるかどうかだけを目標にしているのかと思ったりします。

住宅業界の宣伝もひどいものですね。
Dハウスなどは有名な男優が訳のわからないことを言うだけ。
お宅の商品(あえて家とは言わない)のどこがいいのかちゃんと説明しろよと言いたくなってしまいます。

地産地消が叫ばれていますが、こんな状況で進むはずがありませんね。
こんなむちゃくくちゃな宣伝ができる企業だけが消費者に声が届く。

地域でコツコツと仕事をする会社は報われない状況ですね。

宣伝と言えば、最近、宣伝と見せない宣伝を目的とした番組も増えていますね。
あるファミリーレストランの人気メニューを当てる番組。
面白い企画ではありますが、その企業の商品を紹介することが目的。

みんなが喜んでいるからいいじゃないかということもあると思いますが、どの食べ物を食べても「うまっ」とすごく叫ぶのにすごく違和感があります。
確かにまずい商品ではないのでしょうけれど、大きく叫ぶほどのものでもないものもたくさんあると思います。

インターネットのホームページが出来だしたころは、ホームページをつくると消費者に自分達の言いたいことがある程度伝わりました。
でも最近ではホームページの作成業者がどんなにたいしたこと無い業者でも超一流であるかのように仕上げてくれます。
数多くあるホームページの中でそのページを選択してもらうための馬鹿げた努力が必要になる(商売にされている)こととなりました。


小さくても光る企業というのはこれから生まれないのかもしれません。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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