修理の神様

三和総合設計

2012年01月29日 07:52


今日は日曜日、いつものように「がっちりマンデー」を見ています。

今日の話題は「修理の神様」。
これは以前話題に上がったものの第二段。

前回はメーカーなども修理しなくなったワープロなどを修理する会社が取り上げられていました。

今は、自動車の車体を修理する「カーコンビニクラブ」の話がされています。

今の社会、何が問題かと言えば、ものの使い捨てですね。
修理して使うより、新しいものを買ったほうが安い。
製品もどんどん進化するから、元々長持ちするように作っていない。

世の中にごみがあふれるということです。
家電リサイクル法などが施行されるようになり、物を捨てるにもお金がかかるようになったのは一歩前進ですが、払う費用はあれで充分なのでしょうか。

物を作ること、物を修理することの両方が存在していると社会は無駄なく進むと思うのですが、今は大量につくることばかり。
修理することが必要になれば、国内に働き口も増えるというものです。

昨日、私の実家のエアコンを新しく付け替えました。
そのエアコンはいまどき珍しく床置きでした。
何年生かというと解らないぐらい。
私が小さい時からあったのは間違いないので40年以上は経っていたのではないでしょうか。

昔の電化製品はしっかりと作っていてなかなか壊れない。
壊れたとしても修理ができる。

エアコンの性能はぐんぐん上がっているので、かかる電気代のことを考えると買い換えたほうが省エネかもしれませんが、今の時代ほどどんどん交換していくのも良くないことですね。

少なくとも修理ができるような体制だけは守って行きたいものです。

日本のメーカーのものは壊れても修理できることが多いのですが、輸入品などは修理ができてもしにくい仕組みになっていることが多い。
私が今このブログを書いているデルのコンピュータ。
買うときの値段はすごく安かったのですが、充電池がだめになっただけですごくお金がかかる。
今は、コンセントに電源を差さないと使えない状態です。
さらに液晶の調子がおかしい。
でも修理の調査をするだけで多額の費用が掛かる。
こんな商法が許されるのかと言った感じです。

これからはデルのコンピュータは買わない。
買うコンピュータにはできるだけ長期保障をつけて気持ち良く修理に出せるようにしています。

物をつくる技術は物を修理する技術につながります。

住まいも同じですね。
ハウスメーカーの建物は修理しにくいですが、手刻みで造った家は修繕ができる。
あくまで手で刻む技術が伝承されたらということですが。。。


人気ブログランキング参加中。
 ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
    クリックお願いします。


三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。

関連記事