失うものがない人でないと。。。
政治が全く前に進みません。
年金の問題にしても、公務員の削減、国会議員の削減など、将来に向けてやるべきことはたくさんあるし、緊急性が高いと思いますが、国会の議論は全く前に進む兆しが見えません。
なぜなんでしょうか。
物を考える人たちが、失うものが多い人で構成されているからですね。
国会議員を削減するにしても、公務員の給与を削減するにしても、その案を考える人は当事者ですから、改革が進まないのはあたりまえですね。
民主党が政権をとる前は、失うものは少なかった。
正論をどんどん言い、攻めていけばそれで良かったのですが、いざ政権をとると運営の中心に入る。
そうするといろんな人の意見も聞かなければならないし、協力を得なければならない。
改革の案を作ろうとすると、官僚の協力を得なければならない。
せっかく手に入れた政権だから、手放したくない。
そんなことで思い切った改革ができなくなっていますね。
今、橋下大阪市長が率いる「維新の会」に期待する声が大きくなってきています。
橋下氏の政策や考え方について困るという声が割りとありますが、改革の意欲に期待するところが大きいのでしょう。
橋下氏が国会議員を多数当選させ、政権を手に入れることだけが目的ならば、民主党と同じことになるでしょうね。
本当に改革することが目的ならば、失うことを怖がらずに動いて欲しいものです。
第3極が必要と言うより、本当に国の将来を考える人が必要ですね。
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