投資顧問会社であるAIJで年金2000億が消えたとされています。
ニュースを聞いている限り、最初からうそで固めた話だったのではないかと思います。
犯罪のようなものですから、コメントのしようもありません。
では、企業がそんな会社に大切な年金を預けたのでしょうか。
結局、お金がお金を生む仕組みの中で生きているからですね。
年金も自分達の預けたお金だけで廻っているわけではない。
たくさんのお金を一度にどこかに預ければ、お金がお金を生んでくれる。
そんなことを期待して年金の計算がされています。
大阪市長の橋下さんではないですが、そんな年金のやり方はやめなければなりません。
年金だけではない、自分達の商品を売るためには、多額のお金をかけてコマーシャルを行い、さらに多数の営業マンを抱えて物を売る。
結局、本当に大事な本体にかけられるお金は商品の代金の一部となってしまいます。
地産地消。
地産地消といえば、食品の安全を求める運動のように捉えられていますが大きな間違いだと思います。
もちろん、食の安全を求めるため地域の食材を求めることは間違っていません。
でも、一番大切なことは、作る人と、消費するひとがつながっていることが大事なのです。
大きな企業が大量に製造販売し、そこに努めている人は65歳ごろには定年退職し、何も仕事をしなくても年金で食べられたら良い。
こんな仕組みになっています。
そんなことより昔のように、地域で物を作り、その人は定年なんかない。
働けるまで働く。
そんなことなら年金問題なんかありませんね。
企業は効率よく働ける若い世代だけを大事にし、本当は年取った人は雇いたくない。
こんな社会になっています。
もちろん今は物を作るだけではなく、マスコミや営業などの関連の仕事が多く、その人たちが働く場がなくなってしまうかもしれません。
でもそれが普通だし、そうならないといけないということです。
企業が努力をして良い製品を安く作るということは悪いことではないのですが、他の企業と競争して自分達が少しでも多く儲けるためにいろいろな動きをする。
そんな中でいろいろな問題が生まれてくるのです。
いつも書きますが、テレビなんて一インチ一万と言われていた時代はそんな昔ではありません。
それが一インチ千円を切るようになり。画質も良くなったにも関わらず、それを作っているメーカーは大赤字。
でもそんな商品を大量に扱う量販店は最大の利益をあげている。
良いものを作って良いものを欲しい人に売る。
それが地域を越えると、過度な競争状態に陥り、無駄なお金を使う。
そんな人たちが生きていくためには、お金をどこかに投資し、さらにお金の増殖を追及しようとする。
そこに付け込む犯罪者が出てくるということですね。
地域の企業が地域で商売をしている限り、今回のようなことは起こらないでしょう。
人間は働けるまで働き続ける。
でも、大きな企業に勤め、こんな商品で良いのかという疑問を持ちながら働くわけではありません。
少しでも良いものを造り、地域の人たちの声を聞いてその地域にあったものを丁寧に作る。
そんな動きさえしていれば、いろんな問題は起こりません。
根本的なところを直さず、消費税をあげたり、年金の一元化を進めたりしても解決はしません。
でも、日本の経済を活性化させると言ってさらに今の経済の仕組みを続けていくと言うことではありませんが。。。
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