エコ商品を買うこと
今朝の新聞記事に、エコ商品やサービスが多少高くても利用する消費者が前年より5.4%増えて47.8%になったと書かれていました。
とりあえず、エコ意識が増えたのは良いことですね。
しかし、エコ商品って何だろうということはもう一度良く考えなければならないでしょう。
住宅エコポイントや家電のエコポイントでも本当にこんなものがエコなのかということを思うことがよくあります。
42インチの液晶テレビが住宅エコポイントの対象商品になっています。
でかすぎる!
効率が多少良くても、でかけりゃ同じことです。
自動車でも、燃費の良い自動車も良いが、やはり軽自動車のほうが良い。
エコ商品というのが本当にエコかどうかより、エコ意識の持てる商品を買うことに終わってしまっています。
例えば、無駄なテレビを買わないことが一番なのですが、やはり大きなテレビが欲しくなり、まあエコといわれている商品なら良いかというところで終わってしまっているところが問題だと思います。
購入そのものがエコじゃないケースもたくさんあることを思わなければなりません。
また、一番考えて欲しいのは、大量販売、大量消費の仕組みのものを買わないことです。
地産地消を進めることですね。
話は変わってしまいますが、新名神の建設が再開されたり、リニア新幹線の建設が進められていたり、そんなことが一番エコじゃないですね。
地域の中で多くのものが廻っていく仕組みを作れば、入らない道路、鉄道なんかいくらでもあります。
地方にも、車でびゅんびゅん走れる道路がどんどん建設されていますが、人口減少に向かう日本で、本当にそんな道路が必要なのかと思うことがよくあります。
将来人が使わないがメンテナンスの費用ばかりがかさむということが起こるでしょう。
本当にエコを考えるなら、コンパクトな社会を作ることです。
エコ意識を持つことは重要なことですが、そのエコ自体が捻じ曲げられていることにも注意しなければならないでしょう。
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