今朝の新聞記事に、敦賀原発が廃炉になる可能性が書かれていました。
敦賀原発は危険な活断層の上に建っているということが理由のようです。
各地の原発を調べると、ほとんどそんな状況じゃないでしょうか。
日本は詳細に調査するとどこにでも断層が存在します。
その断層も危険と言われているものばかりが動くとは限りません。
詳しい調査が最近できるようになってきたと思いますが、調査ができるようになったり資料が蓄積できるようになった期間と言うのは地震が起こる期間より短いため、正確なところはわからない状態だと思います。
ところで同じ福井県にある大飯原発を稼動しようという動きがあります。
稼動に関しては政府があまり正確でない根拠を元に地元の同意を得て行おうとしています。
もちろん事故などがあったときには大きな影響を受ける地元の同意が必要ですが、逆に言うと電力の消費地の意見をもっと聞くべきだと思います。
結局、稼動できなくて本当に電力が足らなくなるとした時、もちろん地元も困るかもしませんが、本当に困るのは電力の消費地です。
ですから、電力不足の影響を受ける関西地方が稼動すべきでないという判断なら稼動する意味は全く無いでしょう。
何とか経済活動に使う電力を確保し、家庭を中心に節約するしかないでしょう。
電力消費地が稼動しないというのに、地元が稼動すべきであるということは、そこで働く人たちのことを考えてのことだと思います。
原発の推進を進め、原発無しでは成り立たない街の状況を作った政府が責任を取って新しい産業などの再構築を図れば良いことです。
私達も物の値段が高いか安いかだけで物を選ぶのではなく、日本の行き方を考えて判断しないと危険な原発でも動かさざるを得ないということになってしまいます。
私達国民がどういう判断をするのか。ただ、原発を止めたいと言うだけでなく、日本の経済の仕組みそのものを考えるようにならなければいけませんね。
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