行き過ぎた社会を修正するのは難しい
大学生の就職率が少し改善したようです。
改善の理由ですが、中小企業に就職する人などが増えたからのようです。
何が何でも大企業という考え方が変わるのは良い事だと思います。
でも、それは今就職の中味が良くないからであって、本当は大企業を目指しているのではないでしょうか。
私はいつも書いていますが、今の社会のあり方を続けている限り、安心した生活が望めないと思います。
社会主義か資本主義かというレベルではなく、お金儲けをするために何でもしないと生きていけない社会になってしまっていることが問題だと思います。
大して良くないものをいかにも良いもののように見せてお金を稼ぐ。
そんなやり方で無いと生きていけない。
それでも競争が激しいので安心して生きていけるか解らない。
そんなことじゃなくて、自分達のものは自分達で作る。それが基本という考えかたもう一度戻らなければならないと思います。
人が作るものだから、中味が良く解らない。
誰が使うか解らないものだから、見栄えがよければ中味は少しぐらい悪くてもかまわない。
こんな製品があまりに多すぎると思います。
地産地消なら、自分が使う立場に立ってものづくりができる。
地域で造れないものだけを他地域から買う。
こんな基本に立ち戻れば、中小企業に進んで就職しようということになるのですが、今回の中小企業への就職はそんな意図ではないように思われます。
原発についても、誰もが危ないものだと思う。
立地の自治体も安全だからという理由ではなく、地域経済が成り立たないから再稼動に賛成する。
あまりに社会が行き過ぎると、おかしいとわかっていても修正することはできなくなってしまいます。
すべての原発が停止した今。ヨーロッパ経済がおかしくなっている今、もう一度社会のあり方を考え直さなければ、今以上に修正が難しくなるでしょう。
将来のビジョンをちゃんと持った政治家の出現が必要ですが、そういった政治家が出てきても「現実的な考え方ではない」と判断してしまうのでしょうね。
日本はもう後戻りができないところまできているのでしょうか。。。
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