あけましておめでとうございます2013

三和総合設計

2013年01月01日 09:02

皆さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は政治に期待できない戸しだと位置づけました。
新年早々の新聞には、首相が原子力発電の新設を容認すると書かれていました。

国民が選んだ選択ですから仕方がないことです。
選挙後、自民党の得票数が伸びていないことを捕らえて、国民は自民党を選択したわけではないとか、経済の再生は期待したが、原発は別だとか言われたりしていますが、詭弁というしかありません。

そんなに都合の良い話はないのです。
経済であろうがエネルギーであろうが、安全な社会だろうがすべて一体のものです。
それを解らず、個別に良いところだけを主張した民主党が政権から下ろされたのですが、自民党に向けても同じような機体をしても無理なことです。

危険な原発を止めると言うことは、経済の仕組み自体を変えるしかありません。
地域性を重視し、地方分権を進めることにより、無駄なエネルギーを減らすことができ、しかも真の意味での経済の再生が可能になるのです。
でも、国民はそれを選択しようとしなかった。

物を大量に作り、国民はその仕組みに取り込まれている現状から脱け出すというイメージが作れなかったのだと思います。
自民党にしても民主党にしても今の社会の仕組みを変えようとしていません。
第3極は変えようと叫んでは見るものの、どんな社会になるのか、誰がその先頭に立つのか、重要なエネルギー政策もどうなるのか、いろんなことを明らかにすることはできませんでした。

それでも、私は今の仕組みは変えなくてはいけないと考えましたが、国民の多くはそうではなかった。
形はどうでも良い、何とかしたいと考えた嘉田知事を小沢一郎と組んだ悪者と評価する社会。
こんな政治と国民の判断に期待することは無理だと思いました。

自分達でできること。
これを考えるのが今年の目標です。
前にも書きましたが、今の社会は問題だと感じている人は多い。
でも、その社会に変わる社会の実像が見えないのが大きな問題です。

今の社会の問題に真っ向から対決して頑張っている人がいます。
その人たちは個人としてはたいした人たちです。
でも、その人たちを上げ奉っても何も変わりません。

問題だと感じているがいろいろな条件などでそういった行動ができない人がほとんどです。
そういう人達をどうするのか。
ここが問題ですね。

選挙の時も思いました。
改革には英雄は必要ありません。
英雄は応援されるとどんどん自分だけの世界に入り込んでいきます。
英雄を応援するより、縁の下の力持ちをどれぐらい多く作るのか。
その力が普通の人に頼りになるなと感じられるレベルまで引き上げることが重要だと思います。

昨年の選挙ではっきり解りました。
国民は見えないものには期待しない。
大きな変革をするためにははっきりとした道筋が見えないとダメということだと思います。

そんな理想的な道筋を示すことは簡単にはできないでしょう。
今回の政権交代がうまくいくとは思えません。
最終的にはばら撒き経済の限界が見えてくると思います。
その時に、こんな道もあるんだと思えるようなことを、自分の仕事の分野で示すことができればいいなと思います。

大きなことを考えず、大きな目標をもって頑張って行きたいと思います。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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