大学入試センター試験

三和総合設計

2013年01月20日 07:39

昨日は、大学入試のセンター試験がおこなわれたようです。

全国でセンター試験を受けた学生さんは57万人だそうで、国公立だけでなく、私立大学を入試する場合もセンター試験を受ける必要があるようですね。

私の子供たちはセンター試験を受けていませんので、あまり仕組みはよくわかりません。

私の大学受験のことを思い出すと、昔の制度で良かったなと思います。
当時は私立大学は受験に必要な教科も少なく、国立大学でも受験に五教科すべてが必要でない大学もありました。

高校時代、勉強が好きでなかった私にとっては、数多くの科目を勉強するのは苦痛でした。
大学受験の時も、英語の試験があまりよくわからなくて、良く合格できたものだと思っています。

最近の学生さんは、どんな大学を受験するのにもすべての教科に力を入れなければならないのでしょうか。
中学校までで、基礎的な内容を学び、高校で将来学ぶべき内容を定めるような感じですから、大学受験は学ぶ学科に必要な教科だけで良いように思うのですが、どうなんでしょう。

建築学科を卒業して、同級生はいろんな方面に就職しました。大手のゼネコンにはいった者は、海外赴任するものもいたと思いますが、特に大学受験の時に一生懸命勉強した英語が役に立つような気がしません(もちろん邪魔にはならないと思いますが)。

それより、大学で構造が苦手の人が非常に多かった。もっともっと物理などを勉強しておけば、建築に非常に重要な構造が苦手であるなんてことが起こらないと思います。

今の受験制度を見ていると、受験というものに疑問を感じず、こつこつと勉強するものだけが大学に入れるような状況に思えます。
もっとおおらかに、俺は大学でこれを学びたいんだという人が簡単に大学に入れるようになって欲しいと思います。

私たちの時代から言われていたことですが、大学に入るのは大変だけれど、卒業はマジメに授業に出てさえいれば大丈夫ということになっているのでしょうね。
大学ですから、専門的な内容が学べなければ卒業できないということのほうが良いように思えます。

お付き合いしている大学の先生から、最近の学生の質は落ちていると聞いています。
なぜ、そんなに勉強しているのに落ちているのか。
無駄な動きが多いからではないでしょうか。

これからの時代、良い大学に入れば良い会社に入れて、一生安泰ということはないのでしょう。
もう少し、個性が活かせる社会にするためにも、大学の入試制度も変更するのも良いのではないかと思います。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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