グループホームの火事に思う

三和総合設計

2013年02月12日 07:26

グループホームの火事で、消防設備の設置が問題になっています。

両親が高齢で、介護もかなり必要になってきたので、グループホームについてはいろいろ知ることになりました。

グループホームは、認知症の人が入所することになっていますが、本当は特別養護老人ホームに入りたいが入れない人も多いようです。
一番の違いは料金のようです。

グループホームはひと月20万ぐらいの費用がかかるようで、年金で生活する人にとっては費用の負担が大変です。
そこで、特養に入りたいということですが、絶対数が全く足りていない。
そんな状況のようです。

グループホームに勤める人の待遇もよくありません。
入所する人にとっては毎月の費用が高すぎる。働く人は待遇は宜しくない。
そんな状況の中で、消防設備の追加を求めることは酷な気がします。

長崎の火事のように、基準法を違反して建物を使用している場合は問題外ですが、基準にいたらない建物にもスプリンクラーの設備を要求するのは、安全面から見れば良いことに違いはありませんが、いくら補助金を出しても全額補助でない限り、なかなか難しいことではないかと思います。

高齢化社会に向かう中で、特養の建設が難しいならばグループホームの消防設備に対し、かなりの応援をする必要があるのではないでしょうか。

本当のことをいうと、昔のように大きな敷地にいくつもの建物があり、3世代ぐらいが一緒に住むパターンをもっと増やすべきですが、そちらの方はすぐには解決できる問題ではありませんね。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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