何のための道州制?

三和総合設計

2013年04月26日 07:23

今朝の新聞記事に道州制法案について掲載されていました。

道州制については、日本の長細い地形や気候風土を考えれば必要なことだと思います。

特に住宅などに関しては、昔の地域性を活かした技術がどんどん無視されており、景観も何処へ行っても同じような工業化住宅が建つようになってしまいました。

道州制大歓迎と言いたいところですが、自民・民主の案では府県の廃止を打ち出しているということです。

なぜ今の中央集権のような仕組みをかえるのか。
なんでもかんでも国が決めないと前に進まない。
でも都道府県がものを決めるには力がない。
そこで道州制が必要ということではないでしょうか。

あくまで、基本的には都道府県レベルでものを決める。
でも、そこそこ重要で、地域でくくれる内容については国ではなく道州で決めるというのが本筋ではないでしょうか。

結局、自民・公明案では、中央集権のような体制は変わらない。
国にたくさんいる官僚が道州に移るだけで、中央集権が変わらないなら意味がないと思います。

道州制という地域を考える法案も、国で考えるとこんなことになってしまうのかと少し呆れてしまいます。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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