首都高の空中権
今朝の新聞記事によると、首都高の上部に蓋をして、空中権を売却し、資金を調達して道路改修を行う案があるそうです。
東京駅の改修も空中権を売却し、改修を行ったとのこと。
いつの間に空中権なんてものができたのでしょうか。
自分の敷地で利用していない容積率を隣接などの土地に売却する。
そうすると隣で空中権などを購入した土地が法規制の容積率より大きな建物が建つというものですね。
こんな話は都会でしか成り立たないもの。
マンションの容積率についても面積に不算入の部分を増やしたり、やりたい放題だと思います。
こんなことを繰り返すと、都会はさらに過密が進み、地方との格差が進んでしまう。
首都高速の改修の資金をどのように調達するかという魔法の方法かもしれませんが、都会で数少ない開放空間である高速道路に蓋をしてまでさらに高度利用を考えるのか。
そろそろ、そんな考え方を捨て、日本全体でバランスのとれた状態を探ることを考えたほうが良いのではないでしょうか。
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