勝ち馬に乗る
今朝の新聞記事に、「TPP交渉への危機感」という記事が掲載されていました。
同様に、参議院選挙の政党支持率が掲載されていましたが。こちらは自民党がトップで34%。その他の党は民主が9.5%で全て10%以下です。
でもよく見ると、全体の1/3が自民党、その他の党の合計が1/3、支持政党なしやわからないが1/3。自民党をほとんどの人が支持しているという訳ではないのですね。
そんな中で選挙を行っても、結局、一人区ばかりなのでトップの支持率を持つ党がほとんど勝ってしまう。
参議院選挙ぐらい、全て比例区などで選んで欲しいと思ったりします。
話は戻りますが、TPPへの危機感ですが、滋賀県の農協はTPP反対を主張する共産党や民主党を支持せず、TPPを推進するであろう自民党の推薦を決めたようです。
幹部の人の話として「政権与党の中に入って歯止めをかける必要がある」ということが書かれていました。
こういうやり方が今の日本を作ってきたのではないかと思います。
「勝ち馬にのる」というか「長いものに巻かれろ」なのかわかりませんが、意見が違っても、そちらについたほうが得がある。
そういうことを考えて行動するのですね。
何が正しいかより、どちらが得なのか。
それが大きな判断基準になっているようです。
今の社会が損得ばかり考える社会になっているのも仕方がないことだと思いました。
できれば、自分たちの損得より、次の世代のことを考えた行動が欲しいなあと思います。
将来、世界的飢饉が来たとき、真っ先に飢えるのは日本じゃないでしょうか。
自由化されている木材の現状をみると、農業の明日の姿が見えます。
豊かな自然と気候があるのにそれを活かせない国。
情けない限りです。
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