原子力発電所についてはあまり好転の兆しが見えませんね。
それでも各地の被災者の方々は徐々に復興に向かって進んでおられると思います。
東京電力管内では計画停電が実施されていますが、これは直接的には被災者のためではなく、東京を中心とする関東圏の電力が足らないだけですね。
被災者のために計画停電に協力しなければならないと言うような、少し誤った判断をされている人もいるようです。
しかしながら、東京電力や東北電力管内の計画停電を無くすことは、回りまわって被災者の方々の復興に協力することになることは間違いありません。
日本全体の経済活動が沈滞すると、もちろん被災地の復興も遅れることになります。
継続的な稼動が必要な工場や、手術や検査などに電力が必要な病院などが計画停電に巻き込まれなくするとともに、電力の消費量を継続的に抑えられる政策が必要だと思います。
まず、簡単なことから。
以前からずっと言っていることですが、街からジュースやタバコの自動販売機を無くすこと。
もちろん必要なものも少しはあるので、考慮は必要ですが無駄なものも多いと思います。
ジュースなどのメーカーのサイトへ行くと、自動販売機の設置は全く無料で、電気だけを用意していただくだけでOKですと書かれています。
こんな軽い気持ちで、お金が儲かるかなと設置している人が多いでしょう。
自動販売機を撤去すると、電力の消費を抑えるだけでなく、街の景観も美しくなる効果もあります。
さて、その方法ですが、一度に撤去は難しいと思いますので、自動販売機一台あたりに税を科すというのはいかがでしょうか。
無料で設置してもらっているのですから、設備投資もしていないし、税をとられてまで置いておく必要はないと考える人も多いでしょう。
その税で得られた収入は、すべて復興の資金に使う。
これを全国で実施すれば、日本全体で復興に協力することも可能ですし、各地で電力の消費を押さえ、将来、原子力発電所を廃止することに寄与することができるでしょう。
自動販売機の電力消費量はどれぐらいか。
いろいろなことを言われる人がいて、正確なことはわかりませんが、かなりの量ではないかと思いますし、もし、たいした事でなくても、そういった内容をたくさん集めることにより、状況は確実に変わるはずです。
簡単にできること(すべての人にとって簡単とは言えないかもしれませんが)はこのほかにもたくさんあると思います。
みんなで具体的に考えてみませんか。
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