2004年07月20日

風景

私の住んでいるところの町並みは、杉の焼き板貼に瓦屋根といったいわゆるいなかの家といったものと、カラフルな色の外壁の家が混在しています。毎日見ていて思うことは、この町の色はなんなのだろう・・・・と考え込んでしまいます。私の好みから言えば古い家の方が違和感がなくまだいいかなといった感じで、どう見てもパステルカラーやいかにもつくりものといった感じのレンガ調やタイル調の壁は、あまり好きではないありません。これはないやろー!と思わず車の中で叫んでしまうこともたまにあります。色の使い方は難しいですが、同じ色でも使い方によって違和感がないものになったり、逆に不快感を覚えるものもあります。みなさんはどうですか?人の好みもいろいろで個人の自由だと言ってしまえばそれでおしまいですが、家の外観は、服とは違ってそこに住む人の心理的なものにすごく影響するように思えます。以前に少年犯罪があった街の町並みをテレビで見たとき、新興住宅街でりっぱな家が建ち並んでいて整備された町並みではありましたが、すごく冷たく、寒々とした感覚をうけた覚えがあります。子供たちがあったかい心で暮らせる街にしたですよね。住まいだけでなく、街にあふれる大きな看板、今まで見えていた山が見えなくなるような高層マンション本当に必要なのでしょうか。本当に人のためになっているのでしょうか。毎日見る風景が勝手気ままになっていることに、もう少しみんなが疑問をもってもいいのではないでしょうか。少なくとも家は違和感のない風景にあったものにしてほしい。と思います。





Posted by 三和総合設計 at 19:14│Comments(0)
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