
2015年06月06日
琵琶湖大橋の有料継続
県の市長会が琵琶湖大橋の有料継続を求める意見書を提出したようです。理由はいろいろあると思いますが、「無料化すると橋の維持管理費が県全体の道路財源を圧迫する」と指摘しています。
まったく馬鹿な話です。もちろん公費で何かをしようとすると県の予算を使わなければなりません。
しかし、県民にとって琵琶湖大橋は非常に大事な道路です。
そんな道路に税金を使うことに何が問題があるのでしょうか。
琵琶湖により分断されている滋賀県を何とか支えているのはこの大橋であるともいえます。
本来なら最初から無料で建設すべきところですが、昔は財政が厳しく、有料化もやむをえなかった部分もあると思いますが、橋本体の借金が返せた現在、すぐにでも無料化すべきことは当たり前のことです。
琵琶湖大橋の維持管理の名前のもとに橋とは直接関係のない部分の維持管理などに通行料金が使われています。
大津市、守山市が自分たちの支出を抑えたいがために有料の継続を求めることはありうる話だと思いますが、ほかの市長さんたちをどのように丸込めたのでしょうか。
何より大津市、守山市、滋賀県全域の県民が本当に有料の継続を求めているのでしょうか。
道路の維持管理にお金がかかることはわかりますが、こんな場所にこんな広い道が必要かと思うほどの道路が作られたりもしています。
財源が厳しいならまずそういうところをカットしたりするところから始めるべきです。
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まったく馬鹿な話です。もちろん公費で何かをしようとすると県の予算を使わなければなりません。
しかし、県民にとって琵琶湖大橋は非常に大事な道路です。
そんな道路に税金を使うことに何が問題があるのでしょうか。
琵琶湖により分断されている滋賀県を何とか支えているのはこの大橋であるともいえます。
本来なら最初から無料で建設すべきところですが、昔は財政が厳しく、有料化もやむをえなかった部分もあると思いますが、橋本体の借金が返せた現在、すぐにでも無料化すべきことは当たり前のことです。
琵琶湖大橋の維持管理の名前のもとに橋とは直接関係のない部分の維持管理などに通行料金が使われています。
大津市、守山市が自分たちの支出を抑えたいがために有料の継続を求めることはありうる話だと思いますが、ほかの市長さんたちをどのように丸込めたのでしょうか。
何より大津市、守山市、滋賀県全域の県民が本当に有料の継続を求めているのでしょうか。
道路の維持管理にお金がかかることはわかりますが、こんな場所にこんな広い道が必要かと思うほどの道路が作られたりもしています。
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2015年04月15日
原発再稼動と経済活動
高浜原発の再稼動を認めない仮処分決定が出ました。
当たり前の判断だと思いますが、経済界からは「景気回復の足かせ」というコメントも出ているようです。
金儲けのためなら、国民の安全は後でも良いというようなコメントで、司法の判断されたものにまで「景気」というものさしを持ち出す日本の経済活動の異常さを感じます。
その経済の仕組みをあまり異常と感じていない国民も多いような気もします。こちらも問題ですね。
今回の司法判断は、国民の生活の安全性ということに関し判断されたものだと思います。
建築基準法というものを守っていれば、大きな地震が来ても大丈夫と考えている人も多いと思いますが、基準は最低基準を決めているだけで、阪神淡路大震災のような巨大地震は基準外であり、建物が壊れたりしても特に違法性があるといえないのです。
自然界の現象として起こる地震は、簡単に基準化できるものではなく、建築基準法を超える基準として長期優良住宅や性能表示制度というものができました。
しかし、この長期優良住宅の基準で造られた住宅が実験場で見事に壊れました。
http://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/movie-detail.html#25
(二棟建っている建物のうち、壊れたのは長期優良住宅で、長期優良住宅でない建物は壊れませんでした。このように地震に対する対策は非常に難しいものです。厳しい基準にしたから簡単に安全だと判断できるのではないという証明です)
住宅やその他の建造物なら壊れても再建することは可能ですが、原発の事故となると取り返しのつかないことになることは福島第一原発で明らかになっています。
福島の事故の前に、安全であるとか基準にあっているとかいう議論がされているのなら仕方がないことですが、4年経っても状況がわからないような事実があっても再稼動しようという考え方に向かうなんて異常な話です。
何か他に理由があると言われても仕方がないことです。
先ほども書きましたが、自然界の動きは今のところ私たちが充分な理解ができていません。
そういった中で、燃料から出るゴミの廃棄方法も決まっていないことも合わせ、再稼動は危険であるという判断は当たり前というしかありません。
情けないのは日本の大企業です。
確かに電気料金が上がれば経済活動に影響が出ると思いますが、そこは自然エネルギーなどの推進などをむしろ力にして世界と勝負してほしい。
世界のトップを走るチャンスだと考えてほしいと思います(トップはすでにドイツが走っているのかもしれませんが)。
地方の零細企業なんかいつでも不利をこうむった状況の中で生きています。
細々と生きている中に大きな資本が来て、数に物を言わせ、あまりたいしたことのないサービスを宣伝で良いものに見せかけお客を奪っていきます。
そんなやり方ではなく、日本の将来や国民のことを考えた大企業らしく誇りある経済活動をしてもらいたいと思います。
国に取り入り、自分たちの都合よい制度や基準をつくり物事を進めていく。
こんなやり方のひとつである原発再稼動に対し、国民のための司法判断がなされたのはすばらしいことだと思います。
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当たり前の判断だと思いますが、経済界からは「景気回復の足かせ」というコメントも出ているようです。
金儲けのためなら、国民の安全は後でも良いというようなコメントで、司法の判断されたものにまで「景気」というものさしを持ち出す日本の経済活動の異常さを感じます。
その経済の仕組みをあまり異常と感じていない国民も多いような気もします。こちらも問題ですね。
今回の司法判断は、国民の生活の安全性ということに関し判断されたものだと思います。
建築基準法というものを守っていれば、大きな地震が来ても大丈夫と考えている人も多いと思いますが、基準は最低基準を決めているだけで、阪神淡路大震災のような巨大地震は基準外であり、建物が壊れたりしても特に違法性があるといえないのです。
自然界の現象として起こる地震は、簡単に基準化できるものではなく、建築基準法を超える基準として長期優良住宅や性能表示制度というものができました。
しかし、この長期優良住宅の基準で造られた住宅が実験場で見事に壊れました。
http://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/movie-detail.html#25
(二棟建っている建物のうち、壊れたのは長期優良住宅で、長期優良住宅でない建物は壊れませんでした。このように地震に対する対策は非常に難しいものです。厳しい基準にしたから簡単に安全だと判断できるのではないという証明です)
住宅やその他の建造物なら壊れても再建することは可能ですが、原発の事故となると取り返しのつかないことになることは福島第一原発で明らかになっています。
福島の事故の前に、安全であるとか基準にあっているとかいう議論がされているのなら仕方がないことですが、4年経っても状況がわからないような事実があっても再稼動しようという考え方に向かうなんて異常な話です。
何か他に理由があると言われても仕方がないことです。
先ほども書きましたが、自然界の動きは今のところ私たちが充分な理解ができていません。
そういった中で、燃料から出るゴミの廃棄方法も決まっていないことも合わせ、再稼動は危険であるという判断は当たり前というしかありません。
情けないのは日本の大企業です。
確かに電気料金が上がれば経済活動に影響が出ると思いますが、そこは自然エネルギーなどの推進などをむしろ力にして世界と勝負してほしい。
世界のトップを走るチャンスだと考えてほしいと思います(トップはすでにドイツが走っているのかもしれませんが)。
地方の零細企業なんかいつでも不利をこうむった状況の中で生きています。
細々と生きている中に大きな資本が来て、数に物を言わせ、あまりたいしたことのないサービスを宣伝で良いものに見せかけお客を奪っていきます。
そんなやり方ではなく、日本の将来や国民のことを考えた大企業らしく誇りある経済活動をしてもらいたいと思います。
国に取り入り、自分たちの都合よい制度や基準をつくり物事を進めていく。
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2015年03月18日
そろそろ目を覚まさなければ
今朝の新聞記事やテレビ報道で、老朽原発の廃炉の話が出ています。
廃炉が決まった原発が3基。近く決まる原発が2基。
古くて危険な原発がそのまま利用されるのは困りますが、廃炉となっても核のゴミや施設の解体などをどうするのか明快にはなっていません。
上記のほか、10年以内に廃炉の時期を迎える原発が10基以上あるようです。
福島の原発事故より前は正直、いろいろと知ることはありませんでした。
廃炉の期間が40年ということも。
40年といえば人生より短い。
自分が生まれてから作られた原発であっても、そのまま使えず廃炉にしなければならない。
たった40年運転して、正確ではありませんが何千年もゴミの処理に時間がかかってしまう。
本当にそんな現時点で出来損ないと言うべきものを再稼動したり、新設したりするべきなのか。
いい加減に日本人も目を覚まさなければならないでしょう。
原発だけでなく、いけいけドンドンの経済の仕組みが破綻しています。
株価が上がったといって、紙切れ(最近では紙切れもないが)だけで喜んでいますが、人の生活は本当に良くなっているのか。
ある一面で見ると良くなっているように見えるけれど、それには大きな犠牲を伴っているのをうっすら知りつつ無視してきた人間。
原発が社会のゆがみの代表格ですね。
そんなものの解決がされない限り日本の将来はありません。
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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。

廃炉が決まった原発が3基。近く決まる原発が2基。
古くて危険な原発がそのまま利用されるのは困りますが、廃炉となっても核のゴミや施設の解体などをどうするのか明快にはなっていません。
上記のほか、10年以内に廃炉の時期を迎える原発が10基以上あるようです。
福島の原発事故より前は正直、いろいろと知ることはありませんでした。
廃炉の期間が40年ということも。
40年といえば人生より短い。
自分が生まれてから作られた原発であっても、そのまま使えず廃炉にしなければならない。
たった40年運転して、正確ではありませんが何千年もゴミの処理に時間がかかってしまう。
本当にそんな現時点で出来損ないと言うべきものを再稼動したり、新設したりするべきなのか。
いい加減に日本人も目を覚まさなければならないでしょう。
原発だけでなく、いけいけドンドンの経済の仕組みが破綻しています。
株価が上がったといって、紙切れ(最近では紙切れもないが)だけで喜んでいますが、人の生活は本当に良くなっているのか。
ある一面で見ると良くなっているように見えるけれど、それには大きな犠牲を伴っているのをうっすら知りつつ無視してきた人間。
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2015年03月14日
マイナンバー制度
マイナンバー制度の導入について賛否が話されています。
私はどちらの主張もなるほどといったところはあると思いますが、国として存在していくためには必要なことだと思います。
個人のプライバシーが全部国に握られてしまうから問題だという話になりますが、保険にしても年金にしても、個人の状況をつかんでいただかずうまく運用できるはずがありません。
個人の情報は出さないけれど、世話だけはしてほしいというのはあまりに虫のよい話です。
個人の情報が漏れるのではないか、国がよからぬことに使うのではないかという恐れは確かにあるのですが、そちらを何とかしなければならない対策をいろいろと考えるべきです。
今の日本では国はいい加減なものだという割には、そのいい加減さを正そうという動きが国民にありません。
そりゃ、いい加減な状況の中で、マイナンバーなんて導入したらいろいろと問題も起きるでしょうけれど、だからと言って効率化につながることは間違いないことをNGというのが正しいことでしょうか。
日本の国の借金は1000兆に達しているということですが、大きな問題は行政にかかる経費だと思います。
市役所などにいってもなぜこんなに人がいるのだろう。
なぜこんなに手続きがいろいろと必要なのだろうと思うことがあります。
悪人がいるとそれを取り締まるためにいろいろな制度ができ、その制度を運用するために人がいる。
その穴を狙ってさらに違った悪人が出てくる。
そうすると新たにまたそれを規制する法律や制度ができ、極普通の人は必要もないのに手続に時間を取られ、行政も多くの経費がかかってしまいます。
問題が起こったら解決するというやり方を続ける限り、行政はどんどん膨らんでいきます。
そろそろ問題を減らす方法を考えたほうがよいと思います。
プライバシーの問題は確かに難しい問題です。
でも、そういった問題をあおることにより、不正蓄財や不正受給をしている人が何とか逃れようと利用しているのではないでしょうか。
個人情報の問題はマイナンバー制度でなくても起こっています。
名簿業者が名簿を販売しても特に法律で罰せられることはありません。
だからといって何も手をうたず個人情報は漏れるものだと考えるより、個人情報が漏れないよう、不正な使い方をすると厳罰を受けるような制度を考えるのがよいと思います。
個人情報について、悪いことをしていない限り国に対して隠すものはありません。それに答える国の信頼性を確保してほしいだけです。
日本は高齢化社会に向かい、解決しなければならない問題がいくつもあります。
税金の問題、年金の問題、医療費の問題などマイナンバーを導入することにより、かなりのことが解決できると思います。
マイナンバー制度のプライバシー問題の後にマイナンバーを導入することにより不正な動きができない人の声がありそうな気がしてしまいます。
無駄を省き、必要な情報は共有し、大事な個人情報はしっかり管理する。不正があればしっかりと対応する。
そういうことが当たり前にできる一流の国、日本を作りたいものです。
今のままでは、日本は個人情報も管理できないし、しかも非効率な行政などの制度を持つだけの国に終ってしまいそうです。
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私はどちらの主張もなるほどといったところはあると思いますが、国として存在していくためには必要なことだと思います。
個人のプライバシーが全部国に握られてしまうから問題だという話になりますが、保険にしても年金にしても、個人の状況をつかんでいただかずうまく運用できるはずがありません。
個人の情報は出さないけれど、世話だけはしてほしいというのはあまりに虫のよい話です。
個人の情報が漏れるのではないか、国がよからぬことに使うのではないかという恐れは確かにあるのですが、そちらを何とかしなければならない対策をいろいろと考えるべきです。
今の日本では国はいい加減なものだという割には、そのいい加減さを正そうという動きが国民にありません。
そりゃ、いい加減な状況の中で、マイナンバーなんて導入したらいろいろと問題も起きるでしょうけれど、だからと言って効率化につながることは間違いないことをNGというのが正しいことでしょうか。
日本の国の借金は1000兆に達しているということですが、大きな問題は行政にかかる経費だと思います。
市役所などにいってもなぜこんなに人がいるのだろう。
なぜこんなに手続きがいろいろと必要なのだろうと思うことがあります。
悪人がいるとそれを取り締まるためにいろいろな制度ができ、その制度を運用するために人がいる。
その穴を狙ってさらに違った悪人が出てくる。
そうすると新たにまたそれを規制する法律や制度ができ、極普通の人は必要もないのに手続に時間を取られ、行政も多くの経費がかかってしまいます。
問題が起こったら解決するというやり方を続ける限り、行政はどんどん膨らんでいきます。
そろそろ問題を減らす方法を考えたほうがよいと思います。
プライバシーの問題は確かに難しい問題です。
でも、そういった問題をあおることにより、不正蓄財や不正受給をしている人が何とか逃れようと利用しているのではないでしょうか。
個人情報の問題はマイナンバー制度でなくても起こっています。
名簿業者が名簿を販売しても特に法律で罰せられることはありません。
だからといって何も手をうたず個人情報は漏れるものだと考えるより、個人情報が漏れないよう、不正な使い方をすると厳罰を受けるような制度を考えるのがよいと思います。
個人情報について、悪いことをしていない限り国に対して隠すものはありません。それに答える国の信頼性を確保してほしいだけです。
日本は高齢化社会に向かい、解決しなければならない問題がいくつもあります。
税金の問題、年金の問題、医療費の問題などマイナンバーを導入することにより、かなりのことが解決できると思います。
マイナンバー制度のプライバシー問題の後にマイナンバーを導入することにより不正な動きができない人の声がありそうな気がしてしまいます。
無駄を省き、必要な情報は共有し、大事な個人情報はしっかり管理する。不正があればしっかりと対応する。
そういうことが当たり前にできる一流の国、日本を作りたいものです。
今のままでは、日本は個人情報も管理できないし、しかも非効率な行政などの制度を持つだけの国に終ってしまいそうです。
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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。
2015年03月11日
震災から丸四年
ありきたりの話題ですが、震災から丸四年になりました。
建築設計を専門とする私にとっては、阪神大震災も驚きでしたが、東北の震災はさらに驚きが大きかったことを覚えています。
その日は国の伝統構法の設計法を作るために関する会議で名古屋に向かう途中でした。
私は徒歩で近くのJRの駅に向かっている途中で、揺れを感じなかったのですが、会社から連絡があり、大きな地震があったことを知りました。
京都駅で新幹線を待っていたのですが動く様子は無し。
仕方なく会社から車を持ってきてもらい、車で向かうことにしましたが、その日は雪で高速も怖い感じだったことを思い出します。
その際に入ってきた情報で、マグニチュードが9ぐらい。
そんな地震あるんだという感じでした。
阪神大震災でもマグニチュードは8未満。
とんでもない地震だと感じました。
その後テレビの映像に映し出される津波。
とんでもないことが起こったという思いでした。
今、四年間経って思うことですが、復興があまり進んでいないことと、原発がいつまで経っても解決の道さえ見えないことです。
復興の予算は使い切れずにあまっているにもかかわらず、復興住宅の建設は進まず、なお8万人以上の被災者が仮設住宅で暮らしているのが現状です。
原発も、安倍首相がオリンピック誘致の際、「アンダーコントロール」と演説した割には未だに汚染水が垂れ流しになったり、放射能の処理方法が見出されなかったり、核のゴミの処分方法も解決することはできていません。
にもかかわらず、原発の再稼動が進められたり、外国での原発の建設を受注しようとしたり、阪神、東北と続く自然災害に対し、うまく対応できていなかった反省がまったくないといえます。
大震災直後の混乱期は別として、未だにこんな状況というのは政治の失政というべきではないでしょうか。
特に原発は放射能の問題があり、とてもアンダーコントロールとは言えず、地震での大きな被害がなかった地域でも復興の妨げになっています。
そんな中で原発の再稼動を進めようと考える政府も問題ですが、それを問題としない国民も問題です。
もちろん大反対している人も数多くいますが、多くの人は実質的には黙認した感じ。
自分たちの経済が少しよくなれば問題ないという判断をしていると言われても仕方がないところです。
政治家は自分の信念を持って動いているのでしょう。でもその政治家を選ぶのは国民。
他の国のように軍事のクーデターで無理やり今の状況を選択させられてるわけではありません。
日本が一流の国になるのか。それともお金を儲けることが最大の目的のように考える三流国で終るのか。
できれば物の考え方を変えたいところです。
アメリカは一流の国なのかと問われれば、あのやり方では最高二流の国にしかなれないと私は言いたいです。
いつでも金を生み出す何かを行わない限り生きていけない国。
お金が設ける方法なら、軍事をも進めるという国。
一流の国とは言えませんね。
高齢化がどんどん進む日本。
お金を使わず幸せを得る工夫。
それが必要で、その岐路に立っているのが今の日本だと思います。
とりあえず復興を進める。
そういった中で電力料金の問題やその他の問題で処理方法が確立できない原発を再稼動することをやめる。
こんなことぐらいできないなら日本の将来はないでしょうね。
三流から、問題外のレベルに向かうでしょう。
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建築設計を専門とする私にとっては、阪神大震災も驚きでしたが、東北の震災はさらに驚きが大きかったことを覚えています。
その日は国の伝統構法の設計法を作るために関する会議で名古屋に向かう途中でした。
私は徒歩で近くのJRの駅に向かっている途中で、揺れを感じなかったのですが、会社から連絡があり、大きな地震があったことを知りました。
京都駅で新幹線を待っていたのですが動く様子は無し。
仕方なく会社から車を持ってきてもらい、車で向かうことにしましたが、その日は雪で高速も怖い感じだったことを思い出します。
その際に入ってきた情報で、マグニチュードが9ぐらい。
そんな地震あるんだという感じでした。
阪神大震災でもマグニチュードは8未満。
とんでもない地震だと感じました。
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とんでもないことが起こったという思いでした。
今、四年間経って思うことですが、復興があまり進んでいないことと、原発がいつまで経っても解決の道さえ見えないことです。
復興の予算は使い切れずにあまっているにもかかわらず、復興住宅の建設は進まず、なお8万人以上の被災者が仮設住宅で暮らしているのが現状です。
原発も、安倍首相がオリンピック誘致の際、「アンダーコントロール」と演説した割には未だに汚染水が垂れ流しになったり、放射能の処理方法が見出されなかったり、核のゴミの処分方法も解決することはできていません。
にもかかわらず、原発の再稼動が進められたり、外国での原発の建設を受注しようとしたり、阪神、東北と続く自然災害に対し、うまく対応できていなかった反省がまったくないといえます。
大震災直後の混乱期は別として、未だにこんな状況というのは政治の失政というべきではないでしょうか。
特に原発は放射能の問題があり、とてもアンダーコントロールとは言えず、地震での大きな被害がなかった地域でも復興の妨げになっています。
そんな中で原発の再稼動を進めようと考える政府も問題ですが、それを問題としない国民も問題です。
もちろん大反対している人も数多くいますが、多くの人は実質的には黙認した感じ。
自分たちの経済が少しよくなれば問題ないという判断をしていると言われても仕方がないところです。
政治家は自分の信念を持って動いているのでしょう。でもその政治家を選ぶのは国民。
他の国のように軍事のクーデターで無理やり今の状況を選択させられてるわけではありません。
日本が一流の国になるのか。それともお金を儲けることが最大の目的のように考える三流国で終るのか。
できれば物の考え方を変えたいところです。
アメリカは一流の国なのかと問われれば、あのやり方では最高二流の国にしかなれないと私は言いたいです。
いつでも金を生み出す何かを行わない限り生きていけない国。
お金が設ける方法なら、軍事をも進めるという国。
一流の国とは言えませんね。
高齢化がどんどん進む日本。
お金を使わず幸せを得る工夫。
それが必要で、その岐路に立っているのが今の日本だと思います。
とりあえず復興を進める。
そういった中で電力料金の問題やその他の問題で処理方法が確立できない原発を再稼動することをやめる。
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2015年03月02日
悪貨は良貨を駆逐する
京都新聞の夕刊に「マッチャ」菓子が外国人観光客に人気であると書かれていました。
外国人観光客の中には土産物として大量に買う人もいるそうです。
京都の茶産地は抹茶が世界に広がるきっかけになると期待している一方、競争が激しくなると低品質の抹茶が使われないかと心配している方もおられるようです。
この記事を読んでつくづく思います。
日本の商売はよいものを提供して、その対価を頂くという形から、あまりよくないものだけどいかによく見せて儲けるかというものになってしまいました。
抹茶の生産者の方が心配されているように、ものが売れるということは儲けのチャンスだという人が出てきて、どうしても偽者のようなものが増えてきます。
それでもよいものが残ればよいのですが、まさに「悪貨は良貨を駆逐する」のことわざのように、偽者が商売としては勝ってしまい、それまで販売にいろいろと努力してきた人の苦労は無になってしまいます。
木の住まい作りも同じです。
10数年前、地元の木を使い職人さんの技を使って家を建てるなんて誰も見向きもしませんでした。
しかし、いろいろな努力をし、県なども補助金をだしたりして広めようとすると偽者の参入が激しくなり、本物は高いだけの商品のように見えてしまいます。
安い商品は薄利多売するために、宣伝を行い、その宣伝を見るとその会社がよい会社に見えてしまうのです。
商品を買う人の見る目に期待するのは間違いです。
素人ですから、セミプロの人のうまい宣伝を見抜けるはずはありません。
多額な宣伝費や営業費を使って建てている大手ハウスメーカーが良いもののように思われていることがその証拠です。
材料も、職人も建売とほとんど変わりません。
抹茶が売れて良かったねという人だけでなく、そういうことが心配だという人がいて少し安心しました。
でもその方はプロです。
一般の人たちに、正確にお金をかけずに情報を伝えるにはどうしたらよいのでしょうね。
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日本の商売はよいものを提供して、その対価を頂くという形から、あまりよくないものだけどいかによく見せて儲けるかというものになってしまいました。
抹茶の生産者の方が心配されているように、ものが売れるということは儲けのチャンスだという人が出てきて、どうしても偽者のようなものが増えてきます。
それでもよいものが残ればよいのですが、まさに「悪貨は良貨を駆逐する」のことわざのように、偽者が商売としては勝ってしまい、それまで販売にいろいろと努力してきた人の苦労は無になってしまいます。
木の住まい作りも同じです。
10数年前、地元の木を使い職人さんの技を使って家を建てるなんて誰も見向きもしませんでした。
しかし、いろいろな努力をし、県なども補助金をだしたりして広めようとすると偽者の参入が激しくなり、本物は高いだけの商品のように見えてしまいます。
安い商品は薄利多売するために、宣伝を行い、その宣伝を見るとその会社がよい会社に見えてしまうのです。
商品を買う人の見る目に期待するのは間違いです。
素人ですから、セミプロの人のうまい宣伝を見抜けるはずはありません。
多額な宣伝費や営業費を使って建てている大手ハウスメーカーが良いもののように思われていることがその証拠です。
材料も、職人も建売とほとんど変わりません。
抹茶が売れて良かったねという人だけでなく、そういうことが心配だという人がいて少し安心しました。
でもその方はプロです。
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2015年03月01日
都市の利便性
いつもの日曜日のように「がっちりマンデー」を見ています。
鉄道技術のすばらしさは伝わってくるのですが、東京がどんどん開発されていくのが心配です。
駅が自由に通れる通路の建設、高速バスやタクシー乗場の整備など、利便性を考えると必要なことなのですが、人が多く集まるところがどんどん整備され、地方がどんどん廃れてゆく。
地方に住むもののひがみではなく、日本の将来にとって本当にこれでよいのかと思います。
便利さを追求することも必要ですが、国全体を考えると一定まで進めばそれ以上の利便性を追求しないという方法も考えなければならないと思います。
よく言われることですが、自動車の道路が整備されると公共交通が廃れる。
でも若年者や高齢者などのことを考えると公共交通を何とか残さないとダメだという話になりますが、利用者がすくなければ無理なことです。
今朝の京都新聞に、フランスの経済学者トマ・ビケティさんの話が掲載されていました。
「社会的差別は、共同の利益に基づくものでなければならない」ということ。格差が何もかもいけないということではなく、全体の利益になるならゆるされることもあると書かれています。
しかし、行き過ぎた格差は社会にとってよいものではないという話です。
この記事は人の収入の格差について書かれたものですが、地域の格差も同じようなことが言えると思います。
東京の経済力を増すことにより、日本の力が世界に通用するようになっていることは間違いないのですが、企業がさらに富を積みあげようとして、お金になるところにしか投資しなくなり、地方から人を吸い込みだしてくると、日本は成り立たなくなってしまいます。
話は戻りますが、がっちりマンデーでは、JR東日本の技術や利便性をすばらしいものとしていましたが、終電が午前一時ごろ、始発が午前四時ごろ、その間に工事を完了しなければならない。すばらしい技術ですねという話ですが、確かに技術はすばらしいものがありますが、地方で何時間に一本しかバスが走らないところがあり、方や同じ場所に山手線、京浜東北線、東海道線など数本の路線が走っている。
こんなことで本当によいのでしょうか。
そこに暮らしている人にとっては、便利になることは喜ばしいことですが、何事もトレードオフということがある。
単純に江戸時代が良いとはいいませんが、各地に文化があり、生活があった時代のほうが豊かなのではないでしょうか。
今の時代、企業も存続するためには同業他社を潰さなければ生き残れない時代です。
努力して良いものを作れば評価される時代から、良いものをつくり独占的にシェアーを獲得しなければ生き残れない時代。
少し行き過ぎたことではないでしょうか。
どこかの企業に勤めていると、給料が上がるかどうか、年収がどれぐらい確保できるかが気になるところですが、大きな視点で物事を見ていかないと、大変なことになると思います。
安倍首相は企業が儲かれば庶民も儲かるといっていますが、難しいことは明らかです。
それと同じように、交通の利便性をあげることがさらに良いこととは思えません。
そろそろ国全体を見つめ、地方の活性化を訴えるだけでなく、都市部の制限も訴える政治家が出てほしいと思います。
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鉄道技術のすばらしさは伝わってくるのですが、東京がどんどん開発されていくのが心配です。
駅が自由に通れる通路の建設、高速バスやタクシー乗場の整備など、利便性を考えると必要なことなのですが、人が多く集まるところがどんどん整備され、地方がどんどん廃れてゆく。
地方に住むもののひがみではなく、日本の将来にとって本当にこれでよいのかと思います。
便利さを追求することも必要ですが、国全体を考えると一定まで進めばそれ以上の利便性を追求しないという方法も考えなければならないと思います。
よく言われることですが、自動車の道路が整備されると公共交通が廃れる。
でも若年者や高齢者などのことを考えると公共交通を何とか残さないとダメだという話になりますが、利用者がすくなければ無理なことです。
今朝の京都新聞に、フランスの経済学者トマ・ビケティさんの話が掲載されていました。
「社会的差別は、共同の利益に基づくものでなければならない」ということ。格差が何もかもいけないということではなく、全体の利益になるならゆるされることもあると書かれています。
しかし、行き過ぎた格差は社会にとってよいものではないという話です。
この記事は人の収入の格差について書かれたものですが、地域の格差も同じようなことが言えると思います。
東京の経済力を増すことにより、日本の力が世界に通用するようになっていることは間違いないのですが、企業がさらに富を積みあげようとして、お金になるところにしか投資しなくなり、地方から人を吸い込みだしてくると、日本は成り立たなくなってしまいます。
話は戻りますが、がっちりマンデーでは、JR東日本の技術や利便性をすばらしいものとしていましたが、終電が午前一時ごろ、始発が午前四時ごろ、その間に工事を完了しなければならない。すばらしい技術ですねという話ですが、確かに技術はすばらしいものがありますが、地方で何時間に一本しかバスが走らないところがあり、方や同じ場所に山手線、京浜東北線、東海道線など数本の路線が走っている。
こんなことで本当によいのでしょうか。
そこに暮らしている人にとっては、便利になることは喜ばしいことですが、何事もトレードオフということがある。
単純に江戸時代が良いとはいいませんが、各地に文化があり、生活があった時代のほうが豊かなのではないでしょうか。
今の時代、企業も存続するためには同業他社を潰さなければ生き残れない時代です。
努力して良いものを作れば評価される時代から、良いものをつくり独占的にシェアーを獲得しなければ生き残れない時代。
少し行き過ぎたことではないでしょうか。
どこかの企業に勤めていると、給料が上がるかどうか、年収がどれぐらい確保できるかが気になるところですが、大きな視点で物事を見ていかないと、大変なことになると思います。
安倍首相は企業が儲かれば庶民も儲かるといっていますが、難しいことは明らかです。
それと同じように、交通の利便性をあげることがさらに良いこととは思えません。
そろそろ国全体を見つめ、地方の活性化を訴えるだけでなく、都市部の制限も訴える政治家が出てほしいと思います。
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2015年02月18日
核のごみ
今朝の新聞記事に核のゴミ問題が掲載されていました。
原発問題の最大の弱点はゴミ問題。
原発は「トイレのないマンション」と言われています。
その通りですね。
なぜ、そのような問題がありながら再稼動しようとするのか。
なぜ、再稼動をしようとする政権を国民は選択するのか。
よくわかりません。
でも、国民は自分の近隣に最終処分地が作られようとすると必ずと言って良いぐらい反対します。
もともと原発の再稼動に反対していた人だけでなく、再稼動を問題ないとする人たちも同じく反対します。
エゴの塊のようなものですね。
原発が再稼動するかどうか、地元住民の同意が必要だということになっていますが、住民の方々に他に産業や働く場所があり、関連する補助金がない場合でも賛成なのかと聞いていただきたいと思います。
公共建築物が解体されるとき、廃棄物の処理方法をどうしたのかということがわかる書類を提出させられます。
何でもかんでも書類ばかり作らせられて大変ですが、ゴミ問題は大きな問題だということです。
それなのに、世の中で最も危険だと思われる核のゴミの処理場所も決まっていないのにどんどん再稼動しようとするのは問題ですね。
少なくとも、再稼動する原発の横には最終処分地を併設するべきでしょう。
エネルギー問題は大きな問題ですが、いろんな方法があるでしょう。
今では原発は安いエネルギーでなく、廃棄や安全性の確保などを考えると最も高いエネルギーだといわれるようになって来ました。
少なくともゴミ問題が解決するまでは、再稼動や新設はやめてほしいと思います。
ゴミ問題が解決するまでには時間がかかると思います。その間に自然エネルギーの活用などを進め、危ない原発を徐々に減らしていってほしいものです。
減らすといっても、今、稼動している原発はないわけですから、特に減らす必要もないということですね。
原発がすでに建設済みの自治体の形も、雇用は原発の解体、廃棄の雇用が生まれるわけですから、いい加減な形でずるずる進めるより、早く廃炉を決めたほうがよいと思います。
滋賀県の琵琶湖が汚染されたら大変なことになります。
滋賀県だけでなく近畿地方の多くの住民の水の確保ができなくなります。
水源地に毒をまくようなものですね。
何とか再稼動はやめていただき、代替エネルギーを利用する仕組みを作っていただきたいと思います。
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原発問題の最大の弱点はゴミ問題。
原発は「トイレのないマンション」と言われています。
その通りですね。
なぜ、そのような問題がありながら再稼動しようとするのか。
なぜ、再稼動をしようとする政権を国民は選択するのか。
よくわかりません。
でも、国民は自分の近隣に最終処分地が作られようとすると必ずと言って良いぐらい反対します。
もともと原発の再稼動に反対していた人だけでなく、再稼動を問題ないとする人たちも同じく反対します。
エゴの塊のようなものですね。
原発が再稼動するかどうか、地元住民の同意が必要だということになっていますが、住民の方々に他に産業や働く場所があり、関連する補助金がない場合でも賛成なのかと聞いていただきたいと思います。
公共建築物が解体されるとき、廃棄物の処理方法をどうしたのかということがわかる書類を提出させられます。
何でもかんでも書類ばかり作らせられて大変ですが、ゴミ問題は大きな問題だということです。
それなのに、世の中で最も危険だと思われる核のゴミの処理場所も決まっていないのにどんどん再稼動しようとするのは問題ですね。
少なくとも、再稼動する原発の横には最終処分地を併設するべきでしょう。
エネルギー問題は大きな問題ですが、いろんな方法があるでしょう。
今では原発は安いエネルギーでなく、廃棄や安全性の確保などを考えると最も高いエネルギーだといわれるようになって来ました。
少なくともゴミ問題が解決するまでは、再稼動や新設はやめてほしいと思います。
ゴミ問題が解決するまでには時間がかかると思います。その間に自然エネルギーの活用などを進め、危ない原発を徐々に減らしていってほしいものです。
減らすといっても、今、稼動している原発はないわけですから、特に減らす必要もないということですね。
原発がすでに建設済みの自治体の形も、雇用は原発の解体、廃棄の雇用が生まれるわけですから、いい加減な形でずるずる進めるより、早く廃炉を決めたほうがよいと思います。
滋賀県の琵琶湖が汚染されたら大変なことになります。
滋賀県だけでなく近畿地方の多くの住民の水の確保ができなくなります。
水源地に毒をまくようなものですね。
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2015年02月03日
人命第一
安倍首相の中東人質事件の対応に対し、いろんな意見やコメントが新聞記事をはじめ、FBなどにされています。
いつものことですが、安倍首相の発言は軽い。
「人命第一」と言っていますが本音はどうなんでしょうか。自分の考え方が第一、その考え方と合致したときは「人命第一」なのではないでしょうか。
そもそも人命とは、国や民族、思想、宗教で変わることはないでしょう。
でも、安倍首相の人命は、世界の人の人命より、日本の国民の人命、極端に言えば、自分の党を応援してくれる人の人命、さらにその党の中でも自分を応援してくれる人の人命が優先のように感じられてなりません。
自分の直接かかわる周りの人を幸せにしてあげれば、世界中の人がいつかは幸せになる。
その過程で問題になる人がいれば、その人には人命があるとは考えないような感じに思えてしまいます(首相の口調の問題かもしれませんが)。
子どもは大切だといいながら、自分の子どもが一番大切という発想と似た感じです。
もちろん自分の子どもが大切なのは当たり前ですが、世界中の子どもが今だけでなく、将来も含めて幸せになる中で自分の子どもも幸せになるという発想が必要だと思います。
当面、自分の子どもたちに豊かな生活をさせるためには原発もやむをえないと考えるか、それとも自分の子どもに今、少し我慢をさせても、次世代以後の子どもも含めて幸せな世界をつくるように考えるか。
安倍首相が以前支持率が高いことを考えると、日本人の考えは前者のほうがおおいのかもしれません。
そういった発想の中での「人命第一」は争いが起こると憎しみの連鎖につながるしかないように思えます。
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いつものことですが、安倍首相の発言は軽い。
「人命第一」と言っていますが本音はどうなんでしょうか。自分の考え方が第一、その考え方と合致したときは「人命第一」なのではないでしょうか。
そもそも人命とは、国や民族、思想、宗教で変わることはないでしょう。
でも、安倍首相の人命は、世界の人の人命より、日本の国民の人命、極端に言えば、自分の党を応援してくれる人の人命、さらにその党の中でも自分を応援してくれる人の人命が優先のように感じられてなりません。
自分の直接かかわる周りの人を幸せにしてあげれば、世界中の人がいつかは幸せになる。
その過程で問題になる人がいれば、その人には人命があるとは考えないような感じに思えてしまいます(首相の口調の問題かもしれませんが)。
子どもは大切だといいながら、自分の子どもが一番大切という発想と似た感じです。
もちろん自分の子どもが大切なのは当たり前ですが、世界中の子どもが今だけでなく、将来も含めて幸せになる中で自分の子どもも幸せになるという発想が必要だと思います。
当面、自分の子どもたちに豊かな生活をさせるためには原発もやむをえないと考えるか、それとも自分の子どもに今、少し我慢をさせても、次世代以後の子どもも含めて幸せな世界をつくるように考えるか。
安倍首相が以前支持率が高いことを考えると、日本人の考えは前者のほうがおおいのかもしれません。
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2015年01月26日
いい加減な広告?
今朝の新聞の下段の広告に性能が良いとされる家電の広告がありました。
その家電は人気がありすぐ売切れてしまうという書き方がしていました。そのため、限定200台。1台めは1万円だが、2台目からは6万円ぐらい。
何か変な感じがしませんか。
すぐ売り切れるぐらいで、限定にしなければならず、正価が6万だとしたら、なぜそんなに安く売らなければならないのでしょうか。
1万円で200台販売して総額200万円の収入。
予想ですが、いろんな新聞に掲載していると思われるので、広告料だけでもその何倍もの費用がかかっているのではないかと思います。
しかも、購入者全員にお米をプレゼント。
どういうことでしょうか。
普通の人ならおかしいと思うような宣伝を行う意図は何なのでしょう。
簡単に引っかかりそうな人の名簿集めなのでしょうか。
新聞に掲載される不思議な広告はいくつもあります。
お金がどんどん儲かる財布など。
縁起を担ぐ人に売れる可能性はあると思いますが、新聞広告代を出して割が合うとは思えません。
もうすこし手の込んだものになると、書籍の広告。
住まい作りの本も時々載っていますが、書籍の収入で割が合うものではないと思います。書籍を装った宣伝本なのですね。
書籍には頭痛、腰痛、アレルギーなどなんとなく直りにくい病気のものがほとんど。
その出版社を追いかけていくと、ある健康食品に行き着くようになっていたりします。
割と巧妙な手口です。
住宅の世界では、ハウスメーカーの展示場に行くと、景品がもらえたり、タダでプランがしてもらえたり。
それにかかる費用は、実際建てる人の建物費用に乗せられているのですが、そんなやり方が常識になり、不思議と思わなくなったりしています。
お客さんを掴むというのは商売の鉄則だと思いますが、まじめにコツコツと仕事をしている人は浮かばれない仕組みですね。
もちろん、そんな変なやり方がまかり通っているのは消費者にも問題があるのだと思います。
物を買うとき、良いものを買うというより、お得なものを買うということが目標になっているのだと思います。
大手家具販売業者の宣伝ではないですが、お値段以上であれば良いものかどうかは二の次になっているのでは、お得なものを買えたことが自慢の種なのではないかと思います(自分もそんな失敗をしています)。
新聞社もおかしな広告だと気がついているのだと思いますが、収入には換えられないというところでしょうか。
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その家電は人気がありすぐ売切れてしまうという書き方がしていました。そのため、限定200台。1台めは1万円だが、2台目からは6万円ぐらい。
何か変な感じがしませんか。
すぐ売り切れるぐらいで、限定にしなければならず、正価が6万だとしたら、なぜそんなに安く売らなければならないのでしょうか。
1万円で200台販売して総額200万円の収入。
予想ですが、いろんな新聞に掲載していると思われるので、広告料だけでもその何倍もの費用がかかっているのではないかと思います。
しかも、購入者全員にお米をプレゼント。
どういうことでしょうか。
普通の人ならおかしいと思うような宣伝を行う意図は何なのでしょう。
簡単に引っかかりそうな人の名簿集めなのでしょうか。
新聞に掲載される不思議な広告はいくつもあります。
お金がどんどん儲かる財布など。
縁起を担ぐ人に売れる可能性はあると思いますが、新聞広告代を出して割が合うとは思えません。
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もちろん、そんな変なやり方がまかり通っているのは消費者にも問題があるのだと思います。
物を買うとき、良いものを買うというより、お得なものを買うということが目標になっているのだと思います。
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