2015年06月27日
理屈抜きで思うままに・・・
空気が湿ってどんより・・・・
梅雨だよ~~ん・・・って低い声で迫られてるような感じの朝。
そして、こんな日こそ、木の家の良さも感じる朝。
木が湿気を吸い取ってくれてることを肌で実感できるのです。
そして、洗濯物でも実感。
湿度が高い時は、外干ししててもなんとなく洗濯物がジメってした感じが抜けきらないのですが、一晩部屋の中に吊るしておけば、カラっとするのです。
また、そんな~。
感覚で話したらあかんで~!と言われそうですが、実際にそうだし。。。。
今日はあえて湿度何パーセントやし、どうのこうのという表現しませんから!
(って、誰に宣言してるんや??笑)
で、本日のタイトル(これも理屈を言わないワケのひとつ)に・・・・
この前・・・と言ってもだいぶ前。
えーーーっと2週間前の話。(早く書けよって言われそうな・・・・)
近くに住みながら、一度も足を運ぶ機会がなかったところへ行ってきました。
多くの人がいいよーと言っていたので、気にはなっていましたが、そこはへそ曲がり。
あんまりいいよーって言われれば言われるほど、気持ちが遠くなってしまうというかめんどくさくなってしまう性格(笑)
それでもちょびっと気になっていた場所。
守山の佐川美術館です。
そこで山下清展やってるいて、それも素晴らしい!という声がアチコチで聞こえ、
いつになく、見てみたいなーという気持ちが沸々・・・。
そうしたら、その最終日にそちら方面へ出かけなければならない用事が。
これは何かの縁だよね。
ということで、出かける先の用事をちょっと遅刻して、立ち寄りました。
さすがに最終日とあってか、人が多い!
その人の多さに引き帰りたい気持ちになったのですが、ここで帰るわけにはいかない。。。。
まわりの人にできるだけ目を向けないように、作品を見つめて廻りました。
作品も素晴らしかったのですが、作品の横に書かれている山下清さんの言葉が、私には響くものがありました。
ちょっとだけ紹介しますね。
「みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんて起きなかったんだな。」
「うそと本当はどれくらいの割合に、世の中にあるものだかわからなくなる。大勢が本当だと言えば、うそでも本当になるかもわからないので、世の中のことは、ぼくにはよくわからないです。」
「どうしてこんな紙の大仏が破けないで今でもあるのですかと聞いたら、お参りに来ていた女の人が、それはお経を貼った仏様で有難いからだ。有難いものは拝みなさい。と言います。僕はお宮やお寺を拝んでもどうなるか解らないので、拝まないことにしています。」
ヨーロッパで
「石の像は裸でパンツもはいていない。人間は裸になることが出来ないくせに、石や銅の像になると男でも女でもパンツをはかない。それを皆で感心して観ているのは、どういう訳だろう。」
観光のためにつくられたオランダの風車小屋で
「日本のお城も今のオランダの風車と同じで、近頃方々の町でお城をつくるのは、昔のように町を守るためにあるのではなく、見物人に見せるためのものなので、偽者です。」
「自分が良いところへ行こう、行こうと思うと、少しも良いところへ行かれない。良いところへ行こうとしなければ自然に良いところへぶつかる。良いところへ行こうとするから、良いところへぶつからないんだろう。」
どうでしょうか?
理屈抜きで思うまま描き、語っていた感じです。
思うままって、なかなかできないし、もし自分がそんなことをしたら単なるわがままになりそうです。
素直で純粋な心を持った人の思うままは、人に感動を与えられるんですね。きっと。
個人的には、大仏さんの話と石像の裸、オランダの風車小屋の話がお気に入りです。
邪な心がいっぱいの私は、良いところにぶつからないもなー。(笑)
ちょっと心を入れなおそう。
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Posted by 三和総合設計 at 12:54│Comments(0)
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