2005年12月16日

豪雪

今年は冬型がきついですね。
滋賀県大津は近畿中部ということで、冬型の時は晴れ。雪が降るときはどちらかといえば滋賀県南部のみに雪が降るときが多いです。

滋賀県北部から、福井県にかけてとんでもない雪が降っているようです。滋賀県余呉町では150cm以上、ニュースで出てこないところでは200cm以上の雪が積もっているときもあるようです。

雪といえばお話にいつも出てくるのが新潟県津南町。
実は私の母親の実家で、中学時代に訪れたときは、春休みでも3mの雪があったのを記憶しています。

今日の朝刊に京都の北山杉の雪の被害が書いてありました。北山杉の産地は私が住んでいる大津のちょうど比叡山を挟んで裏側にあたります。ですから、今年の雪はそんなにたいしたことはないと思うのですが、被害が出ているようです。
写真を見ると、北山杉の床柱に利用するような細い木がたくさん倒れているのが写っていました。床の間の文化を否定するわけではありませんが、少し、商売に走りすぎた反動ではないかと思ったりします。

木を活かして住まいを造るということは、「自然体」出なければならないのではないかと思っています。自然の中に、床柱に向いた木を見出して住まいを造っていた時代と、床柱が商売になりと考え、極端に行き過ぎた近年との違いではないでしょうか。

地球温暖化が進み、気象の変動も激しくなるなかで、基本に戻った住まいづくりができないかなあと常に考えています。





Posted by 三和総合設計 at 08:12│Comments(0)
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