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2006年01月08日

とんでもない男がやってきました

私の知り合いにとんでもない男がいます。

その男が、先週の末に事務所にやってきました。
その男というのは3年半ぐらい前までは設計事務所に勤務していたのですが、田舎の生活にあこがれて、滋賀県マキノ町在原という山深く、かやぶき民家が残る地に古い民家を購入し移り住んだ男なのです。
詳しくはそのホームページを見てください。


写真は彼が今住んでいる?(生息している)場所の12月の状況です。
なぜ、とんでもない男なのか。
彼は、この状況の中で、テント暮らしをしているのです。
写真の一番手前にある民家が彼のものなのですが、雪に埋もれてよくわかりませんがまだ未完成なので住むことはできず、改修を始めて以来ずーっと大型のテントに雪の中でも生活しているのです。詳しくはホームページで

いろいろなエピソードがあり面白いのですが、今年は雪に翻弄させられているようです。
毎年雪が多いところではありますが、今年は異常な状況で、話を聞くと、住民の間でも雪の捨て場などでも争いが起こっているようです。

彼はまだ33歳。仕事を捨ててまで打ち込める民家の改修。
すばらしいというか、おかしいのとちゃうかとか。いろいろ評価はあると思いますが、今の社会のあまりのいい加減さにいやになったのか、民家の魅力に魅せられたのか。
よくわかりませんが、純な行動に共感しています。

時々、フラット事務所にやってきて、端材工房で出る端材やおがくずを冬の燃料のために喜んで持っていってくれます。
これからも彼の健闘を見守りたいと思います。



Posted by 三和総合設計 at 07:25│Comments(0)
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