› 三和総合設計 木の住まいブログ › 心憎い気配り

2006年01月30日

心憎い気配り

我が家の洗面カウンターに隠された大工さんのこだわり。



洗面カウンターと壁の取り合いに繰り型のついた木が一本ついています。
木のカウンターと壁なので、コーキングという防水剤を使うのも無粋なので、普通なら、何もせずに済ますところ、カウンターと壁の隙間をスッキリ見せるためにつけてくれました。別になんのこともない納まりなのですが・・・・・。




アップで見ると、カーブした面に細かいなぐり模様がついています。
水がかかってもこれならはじくんじゃないかという、大工さんの心憎い気配り。
大工さんも試しのつもりでしてくれたことですが、実際に水をかけてもしみこまず、はじいてくれます。

洗面を使うたびに、大工さんの気持ちが見られて、なんか楽しくなります。
つくる人の気持ちが伝わる家は、とても楽しい気分にさせてくれます。



Posted by 三和総合設計 at 16:10│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。