› 三和総合設計 木の住まいブログ › 家電PSEマーク

2006年03月05日

家電PSEマーク

4月から、「電気用品安全法」によって、PSEマークのない電化製品は中古品でも流通が全面禁止になります。

またまた、なんとばかげた法律でしょう。
新しくつくられる製品に安全基準をつくるのは良いのですが、なぜ中古品までその法律の適用を広げるのでしょうか。
もちろん、安全に問題のある製品は、松下の暖房機のように企業の責任で回収しなければなりませんが、旧基準の製品で問題が出ているという話を聞いたことがありません。
住宅における換気扇の設置の法律や火災警報機の設置の法律と同じく、新しい需要を引き起こすための経済対策ではないでしょうか。法律を作って経済を活性化させるような古臭いやり方のように思えてなりません。
良い製品は、中古になっても良い性能を発揮します。良くない製品は買ったときは良いのですがすぐだめになってしまうものも多くあります。
こんな法律をつくったら、世の中の製品は短期間の寿命の使い捨て商品ばっかりになってしまいます。
PSEマークがついている製品は一定期間本当に安全でしょうか。そうともいえませんよね。中古品は買う人が責任を持って購入するものです。中古品には当たりはずれがあるのが当たりまえで、それを理解したうえで売買しているはずです。

そのうち、中古住宅も売買禁止という法律ができるかもしれませんね。
いや、売買禁止にしたほうが良い住宅もたくさんありますよ。。。



Posted by 三和総合設計 at 07:22│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。