
2006年03月10日
欅の玉杢材
昨日、広葉樹市場に行ってきました。
そちらの模様は、おもちゃブログにも書いています。

写真の欅材は、その場で落札されたものです(私が落札したのでは決してありません)。
落札価格は120万円でした。
非常に分厚い材料ですし、大きさも大きいのでかなりの価格になってもあたりまえなのですが、その大きな理由は玉杢です。

この玉杢があるのとないのと値段には雲泥の差があります。
私は、この玉杢ってそんなに好きではありません。
素直な欅の木目のほうが好きなのですが、一般には希少価値で価格が決まってしまいます。
日本の木材も銘木だけに頼らず、木の持つ本質的な性能に良さを感じていただきたいのですが。。。
そちらの模様は、おもちゃブログにも書いています。

写真の欅材は、その場で落札されたものです(私が落札したのでは決してありません)。
落札価格は120万円でした。
非常に分厚い材料ですし、大きさも大きいのでかなりの価格になってもあたりまえなのですが、その大きな理由は玉杢です。

この玉杢があるのとないのと値段には雲泥の差があります。
私は、この玉杢ってそんなに好きではありません。
素直な欅の木目のほうが好きなのですが、一般には希少価値で価格が決まってしまいます。
日本の木材も銘木だけに頼らず、木の持つ本質的な性能に良さを感じていただきたいのですが。。。
Posted by 三和総合設計 at 12:06│Comments(1)
この記事へのコメント
はじめまして、いつも拝見しています。
銘木の希少性による価格設定は、買うものにとっては非常に不透明な世界に思えます。文中でおっしゃっているように日本の木材をもっと身近に感じる機会が増えると良いと思います。
写真の玉杢の板など新木場の銘木市場では、突き板用の単板材料として取引されるのが多く、あるがままに使用される機会は今ではめったにないようです。
癖のある広葉樹でも手間暇掛ければいろんなところに使用できます。光沢紙用の良質チップ用材になってしまう広葉樹丸太が、住宅、家具、小物などにもっとひろく利用できると良いですね。
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COMMENT:
AUTHOR: 岩波正
DATE: 03/14/2006 22:06:49
木材の良さを自分で体感すると、希少価値に頼ることはなくなるのですが、自分が手をかけずに所有することに楽しみを感じるとなると、珍しさのみに目が行ってしまいますね。
木の面白さはそれぞれの個性です。木の種類によっても性質は違いますが、同じ種類の木であっても個体差があります。
人間と同じです。
木の性質を殺した集成材がもてはやされるのは、人間社会でもクローン人間を求めるようなものです。
個性が悪いのではなく、それをうまく活用できないのが悪いのではないでしょうか。
Posted by ecohana at 2006年03月13日 16:38