2006年03月25日

床付検査

昨日、床付の検査を行ないました。


いつもなら、「ゆっち」の担当なのですが、今日は彼女のHAPPYDAY。
そのため、代打!!!


写真は、基礎の掘方が完成したものです。
前回、ご紹介しました丁張を一部切って重機を中に入れて砕石の下の部分まで掘り下げます。今回は地盤改良を行なっていますが、しろあり対策もあってベタ基礎を採用しています。そのため、建物の周囲のみが深く、その他の部分はやや浅い基礎になっています。


掘方の深さは、写真では見にくいですが、丁張の貫板間に張った水糸からの高さを測ることによって確認します。周囲の部分、その他の部分、設備配管用に深くなっている部分などそれぞれ確かめていきます。


床付検査では、掘方の深さの他に砕石の下部の地盤の状態を確認します。
設計の際に想定している地盤と同等であるか、地盤として適切であるかを確認するのですが、今回は、地盤調査の結果、地盤改良を行なっていますので、掘方面が特にひどくない限り問題はありません。
写真で見える丸い部分は地盤が柱状に改良された部分で、この部分で建物の重量を良好な地盤まで伝えることになります。

丁張、床付、次回は砕石厚さの確認など、基礎の間は特に現場で検査することがたくさんありますが、特に地下部分は二度とやり直しのきかない重要な部分ですので、入念にチェックを行います。



Posted by 三和総合設計 at 07:25│Comments(0)
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