
2006年03月29日
新聞の特殊指定見直し
新聞の独禁法の「特殊指定」見直しについて、電話世論調査の結果が新聞に掲載されていました。
結果は、現行制度の継続が望ましいということでしょう。
自由な競争が進むことにより、新聞の宅配や全国同一価格が崩れるという理由からです。
私は妥当な結果であると思われます。
価格競争が激化するとどうしても重要なものがオミットされます。新聞というものの重要性を全国の皆さんが感じている結果でしょう。インターネット時代ですから、ニュースや情報はすぐに手に入れられるのですが、やはり活字になった新聞の責任ある記事というものを重要視しているのだと思います。
先日、ラジオ番組を聴いていると新聞に関する話がされていました。
新聞を取らない人に「なぜ、新聞を取らないのか」という調査の結果です。
結果は、読み終わった新聞が家にたまるのがいやだからというのがトップだったようです。ラジオ番組でも話されていましたが、このような理由は新聞社にとっては対応しにくい問題ですよね。記事の内容、紙面の見易さなど改善が可能なことなら対応の仕方もあるのですが、もともと新聞にあまり価値を感じていない方もおられるのですから、どうしようもないですよね。
今回の調査結果がどのように扱われるかわかりませんが、自由な競争により得られるのはお金であり、失われるのは目に見えない重要な部分です。
今の、経済システムのなかでは新聞に限らず、激化する自由競争のなかでは重要なものが失われるということを忘れてはいけません。
自由競争というのは資本主義社会の重要なアイテムなのですが、その自由競争は目先のものは別として長い将来や個人にではなく社会全体に影響するものなどは一番に切り捨てられます。
その結果、社会は文化性のない、かつ、薄っぺらなものになってしまいます。
そういう社会のなかで、本当に良いものを求めようとすると、個人の目を豊かなものにするしかありません。
私たち設計事務所は、そんな個人さんのお手伝いをすることが一番重要な仕事です。
結果は、現行制度の継続が望ましいということでしょう。
自由な競争が進むことにより、新聞の宅配や全国同一価格が崩れるという理由からです。
私は妥当な結果であると思われます。
価格競争が激化するとどうしても重要なものがオミットされます。新聞というものの重要性を全国の皆さんが感じている結果でしょう。インターネット時代ですから、ニュースや情報はすぐに手に入れられるのですが、やはり活字になった新聞の責任ある記事というものを重要視しているのだと思います。
先日、ラジオ番組を聴いていると新聞に関する話がされていました。
新聞を取らない人に「なぜ、新聞を取らないのか」という調査の結果です。
結果は、読み終わった新聞が家にたまるのがいやだからというのがトップだったようです。ラジオ番組でも話されていましたが、このような理由は新聞社にとっては対応しにくい問題ですよね。記事の内容、紙面の見易さなど改善が可能なことなら対応の仕方もあるのですが、もともと新聞にあまり価値を感じていない方もおられるのですから、どうしようもないですよね。
今回の調査結果がどのように扱われるかわかりませんが、自由な競争により得られるのはお金であり、失われるのは目に見えない重要な部分です。
今の、経済システムのなかでは新聞に限らず、激化する自由競争のなかでは重要なものが失われるということを忘れてはいけません。
自由競争というのは資本主義社会の重要なアイテムなのですが、その自由競争は目先のものは別として長い将来や個人にではなく社会全体に影響するものなどは一番に切り捨てられます。
その結果、社会は文化性のない、かつ、薄っぺらなものになってしまいます。
そういう社会のなかで、本当に良いものを求めようとすると、個人の目を豊かなものにするしかありません。
私たち設計事務所は、そんな個人さんのお手伝いをすることが一番重要な仕事です。
Posted by 三和総合設計 at 06:56│Comments(0)