
2006年04月14日
地域ブランド商標登録
特許庁が、地名と商品名を組み合わせた地域ブランドの商標登録を始めました。
「魚沼産コシヒカリ」や「神戸牛」など食品関係の出願が多いようです。
都道府県別では、京都がダントツで多いようで、早ければ今年の10月に第一号が登録されるそうです。
地域ブランドは、全国的に有名なものは今までも認められていましたが、今回は近隣の都道府県である程度の知名度があればよいとした「地域団体商標」が創設されたものです。
地域活性化を狙ったもので良いこととはありますが、若干の心配もあります。
最近の木の家のブームでもわかるように、地域などをただ売り物にしただけのものが出てこないかということです。
今の登録基準では近隣である程度知名度があるということになっていますが、これは今まで存せ在するものだけに当てはめられるものではないでしょう。
今後、メディアなどを通じてガンガン宣伝などを行ない知名度を上げたうえで商標登録に持っていくというようなことも考えられます。
今まで地域で知名度のあるものは、長い間かかって培われてきたものであると思いますが、今後は内容的に偽者もたくさん出てくるのではないでしょうか。
木の家づくりでも「地域の木でつくる」という会が各地で出てきています。
これも単なるお客さん集めもたくさんあるのではないでしょうか。本当に地域のことを考えるなら少なくとも林業が成り立つ価格での木材の取引が前提となりますが、そういうことを考えた活動はかなり少ないと思います。
その数少ない会の一つ、「大津の森の木で家を建てよう!プロジェクト」のイベントが明日開催されます。皆さん、ぜひお出かけ下さい。
「魚沼産コシヒカリ」や「神戸牛」など食品関係の出願が多いようです。
都道府県別では、京都がダントツで多いようで、早ければ今年の10月に第一号が登録されるそうです。
地域ブランドは、全国的に有名なものは今までも認められていましたが、今回は近隣の都道府県である程度の知名度があればよいとした「地域団体商標」が創設されたものです。
地域活性化を狙ったもので良いこととはありますが、若干の心配もあります。
最近の木の家のブームでもわかるように、地域などをただ売り物にしただけのものが出てこないかということです。
今の登録基準では近隣である程度知名度があるということになっていますが、これは今まで存せ在するものだけに当てはめられるものではないでしょう。
今後、メディアなどを通じてガンガン宣伝などを行ない知名度を上げたうえで商標登録に持っていくというようなことも考えられます。
今まで地域で知名度のあるものは、長い間かかって培われてきたものであると思いますが、今後は内容的に偽者もたくさん出てくるのではないでしょうか。
木の家づくりでも「地域の木でつくる」という会が各地で出てきています。
これも単なるお客さん集めもたくさんあるのではないでしょうか。本当に地域のことを考えるなら少なくとも林業が成り立つ価格での木材の取引が前提となりますが、そういうことを考えた活動はかなり少ないと思います。
その数少ない会の一つ、「大津の森の木で家を建てよう!プロジェクト」のイベントが明日開催されます。皆さん、ぜひお出かけ下さい。
Posted by 三和総合設計 at 07:12│Comments(0)