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2006年05月10日

外来魚駆除とホンモロコ養殖

今日も新聞記事から。

琵琶湖の南湖の外来魚駆除をビームトロール網という新兵器で駆除しようとする記事が載っていました。
この網は水草の多い水域でもねじれることが少ないので、水草をなぎ倒しながら進み、水草の間に潜むブルーギルの稚魚を多く捕獲できたそうです。

また、別の記事では休耕田を利用して琵琶湖の固有種であるホンモロコの養殖を行なう記事が載っていました。

両者を総合すると、琵琶湖を昔ながらのあるべき姿に戻そうとするものですが、何か少し違和感がありますね。
誰が放流したかわからないけれど大量繁殖した外来魚を無理やり駆除し、いなくなった在来種を何とか養殖する。そんなやり方しか無いのかもしれませんが何かへンです。
今までも琵琶湖総合開発で葦原をなくしておきながら、最近になってヨシを植えたりする。先を見た政策というものが日本には無いですよね。

何日か前にTVで松枯れの話がされていましたが、これも外材についてきた害虫によるものだそうです。
これに対し、害虫に対抗性のある品種の改良などの対策が述べられていましたが、問題になるものを入れないという本質的な対策が必要ですよね。
かたや経済的な配慮で外材を輸入し、外材に税金をかけたり出来ない状況にありながら、非常に無駄で困難な対策を行なう。少しへンです。



Posted by 三和総合設計 at 07:25│Comments(0)
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