2006年05月19日

喫茶の日?

朝刊の記事から。

市民団体「京阪電車を愛する会」は5月20日を「古都大津・喫茶の日」と名付け、20日、21日と記念イベントを行なうそうです。
大津市の京阪坂本駅前には、日本最古とされる最澄ゆかりの「日吉茶園」が残り、日本後期、嵯峨天皇が唐崎を訪れたときにお茶のもてなしを受けたと歴史上に初めて登場するため、喫茶の発祥地とされているようです。

細かな話は別として、大津市南部は隣接に宇治田原町や宇治市などの有名な茶所があります。隣接というより、地形としては宇治田原町、宇治市、大津市朝宮、又、甲賀市信楽町、土山町と連続する茶所です。
お茶というのは日本の文化で、最近では形を変えてペットボトルのお茶として大人気ですね。

ところで、宇治田原町は大津市の南部と隣接し、町の重要な産業の一つがお茶です。
その地にすぐ隣接して、大津市のゴミ焼却場が建設される計画があり、宇治田原町には充分な説明がなされず、トラブルとなっています。
ごみ焼却場が出来ることによる風評被害というものが他の地域でお茶に関してもあったようです。
そもそも建設地は大津市と言えど中心部からはかなり離れた場所で、宇治田原町からはすぐの場所です。なぜ、ゴミ焼却場はそんなところに建設されるのでしょうか。
街中では土地が入手しにくいという問題もあると思いますが、やはり環境に問題があるから人の出来るだけ少ないところに建設しようとしていると思われてもしょうがないのではないでしょうか。
ごみは、田舎からはほとんど出ません。都市化の生活の中から排出されるものですから、問題がないのなら街の真ん中に作るのが一番効率が良いのではないでしょうか。
ゴミ収集車がガソリンを使い、長い距離を走るのは非常に無駄なことです。
本当に問題がないのならそうすべきです。用地が手に入らないといったことなど理由にもなりません。
土地が手にはいりにくいから市役所を一番山奥に作りましょうというでしょうか。
街の真ん中に焼却場をつくることにより、本気でゴミ問題も市民が考えるようになると思いますよ。



Posted by 三和総合設計 at 07:32│Comments(0)
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