
2006年06月27日
再生可能エネルギー
第3回環境経済学世界大会が7月4日から京都で開催されるのに伴い、京都新聞に「エコノミー/エコロジー 対立から連携へ」という記事が掲載されるようになりました。
この記事は5回連載の予定らしいですが、今回は再生可能エネルギーという話題でした。
地球温暖化に対してCO2の排出量の少ない再生エネルギーをどのように定着させるかということですが、再生エネルギーについての説明は太陽光や風力発電の話が少し乗せられているだけで、その他は他国のエネルギー政策の考え方が書いてあるだけでした。
自分達が森林や木材の活用の有意性を訴えているから思うのかもしれませんが、再生可能なエネルギーといえば「木材」でしょう。それが、なぜ太陽光や風力なのでしょう。
太陽光や風力はエネルギーを取り出すときに物を燃やさないのでクリーンに見えるのかもしれませんが、その施設や設備を作るのに多くのエネルギーがかかってしまいます。それでも通常の発電方法よりはCO2の削減に役立つので話題にいつも上がりますが、本当に資源が循環し、CO2の削減につながるのは、木材利用ですね。
木材からエネルギーを得るためには、燃やすためCO2が発生するのでイメージとしてCO2の抑制につながらないように思えますが、実は木材を燃やしても、植林された木々がCO2を取り込んでいくので、森林の量を減らさずに活用すれば完全に資源は循環するのです。なぜ、森林活用がトップに論ぜられないのでしょう。
また、エネルギーだけでも資源循環が考えられますが、木造住宅を建設することを考えると、製造時のエネルギーが少ないことがエネルギーの削減として考えられます。
鉄骨やコンクリートの建物に比べてまた、合板を多用するプレハブ住宅に比べ、昔ながらの木造住宅をつくることは省エネにつながるのですが、なかなか世間には伝わらないようです。
新聞社にも何度も取材を受け、森林活用、木造住宅建設の意味を記事に取り上げていただいたことがあるのですが、新聞社の記者の担当がかわるとまた、話は一からです。
森林国の日本で資源として活用できる木材。そろそろ本気で活用を考えても良いのではないでしょうか。
この記事は5回連載の予定らしいですが、今回は再生可能エネルギーという話題でした。
地球温暖化に対してCO2の排出量の少ない再生エネルギーをどのように定着させるかということですが、再生エネルギーについての説明は太陽光や風力発電の話が少し乗せられているだけで、その他は他国のエネルギー政策の考え方が書いてあるだけでした。
自分達が森林や木材の活用の有意性を訴えているから思うのかもしれませんが、再生可能なエネルギーといえば「木材」でしょう。それが、なぜ太陽光や風力なのでしょう。
太陽光や風力はエネルギーを取り出すときに物を燃やさないのでクリーンに見えるのかもしれませんが、その施設や設備を作るのに多くのエネルギーがかかってしまいます。それでも通常の発電方法よりはCO2の削減に役立つので話題にいつも上がりますが、本当に資源が循環し、CO2の削減につながるのは、木材利用ですね。
木材からエネルギーを得るためには、燃やすためCO2が発生するのでイメージとしてCO2の抑制につながらないように思えますが、実は木材を燃やしても、植林された木々がCO2を取り込んでいくので、森林の量を減らさずに活用すれば完全に資源は循環するのです。なぜ、森林活用がトップに論ぜられないのでしょう。
また、エネルギーだけでも資源循環が考えられますが、木造住宅を建設することを考えると、製造時のエネルギーが少ないことがエネルギーの削減として考えられます。
鉄骨やコンクリートの建物に比べてまた、合板を多用するプレハブ住宅に比べ、昔ながらの木造住宅をつくることは省エネにつながるのですが、なかなか世間には伝わらないようです。
新聞社にも何度も取材を受け、森林活用、木造住宅建設の意味を記事に取り上げていただいたことがあるのですが、新聞社の記者の担当がかわるとまた、話は一からです。
森林国の日本で資源として活用できる木材。そろそろ本気で活用を考えても良いのではないでしょうか。
Posted by 三和総合設計 at 07:40│Comments(0)