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2006年08月21日

木考塾の勉強会

日曜日、木考塾の勉強会です。
今回もこの前に引き続いて構造の勉強。




いろいろある構造計算の方法を構造の専門家ではない目線で比較検討。
この構造の専門家でない目線というのがミソです。
専門的な話になると(今回もそれなりに専門的なんですが)どうしても数値や計算に偏ってしまってなかなか客観的な判断が難しくなります。
数字や計算が苦手な人はどうしても逃げ腰になり勝ち。
今回は数字や計算でない理屈を勉強しました(うーん説明が難しい)

まあ、なんやかんやいろいろな意見が出て面白かったです。
結論は
「木の家の設計や施工に携わるものは健全な構造の判断能力を持つことが大切」
健全な構造の判断能力は、知識と実感で養う。
計算はそれを補足で確認するもので、絶対の答えではない。

大工さんの体験による勘も大切。でもそれは大体ではダメ。理にかなったものである知識あってこそ。
設計者の知識も大切。でも実際に現場や実験での体験が加わらないと単なる机上の空論。




木構造の専門家である鈴木有先生もこの勉強会に参加してくださいました。(先生も木考塾の会員です)
いろいろなアドバイスなどしていただき、一層中身の濃い勉強会になりました。
帰りはみなさんとても満足そうでしたし、よりヤル気を出してくれたようです。




そうそう、
木考塾へ出かける前に、浜大津の手しごと市をちょと覗いてきました。
下駄の手づくり、耳掻きの手づくり、流木のインテリア小物、木のいす、小銭のがま口、手漉き和紙・・・・といったお店が出店(もちろん端材工房も出店)

主人はお気に入りの陶器屋さんでマイカップをまた購入。
こんなにデカイ!(横は私愛用の湯のみ茶碗。娘の小学校のときの作品)
何飲むんだ? お茶? ビール?
それよりどこにしまうの?・・・・・
どこに置いたらいいの?
こっそり花瓶になんてしたら怒られそうだしなあ・・・・



Posted by 三和総合設計 at 07:31│Comments(0)
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