三和総合設計　木の住まいブログ

特殊なゴーグルを付けると、飲酒した状態を体験できるゴーグルがあるそうです。

「コープこうべ」の新人の配送担当者の安全運転研修に使っているそうです。
新人の方々はもちろん若い人が多いので、飲酒経験のない方や、飲酒の上での運転経験がもちろんないので、その恐ろしさを体験してもらおうとするものですね。

しかし、飲酒の状態というのは自分で体験しなくても予想がつきそうですし、法律でもきつく禁止されています。何よりもテレビ報道などで悲惨な事故などの報道もされているので、特に体験しなくても良さそうに思いますが。。。

飲酒で運転するマナーについての問題なのですが、実は根が深いところに問題もあると思います。
いつも書くように自動車社会の問題です。

私は、幸いなことにいろいろ忙しくて外でお酒を飲む機会がほとんどありません。
よって、当たり前のように飲酒運転もないということです。
しかし、ときたま何かの会合の後、懇親会があるときなど困ってしまうことがあります。
ばたばた忙しいので、どこかに立ち寄って仕事を済ましてからその会合に行くしかない。立ち寄り先が車で行かなくては不便なところであった場合、どうしても車の利用ということになってしまいます。
そうして、会合に出て、懇親会があった場合、まあいいじゃないかとなってしまったら大変なことになりますよね。
最近のように罰則も厳しくなり、マナーについても何度も報道されるようななって、自制する人が増えるようになったのは良いことですね。

飲酒で事故を起こしている人は、だいたいお酒の強い人ばかりのようですね。
ニュース報道を聞いていると、何軒もはしご酒を繰り返したり、飲酒の量が半端でなかったり、そういう人はこんな酒ぐらいなら大丈夫だろうといった感じなのでしょうね。
そういう人にこそ、このゴーグルを付けていただき、運転の体験をしていただいたらよいのでしょう。

お酒を飲むのもゆったりと余裕をもって。
飲み方もやけ酒のような飲み方ではなく。
時間にも余裕をもって。

飲んだら、タクシーで帰る。
こんなことが可能になる社会も作っていかないとダメですよね。