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2008年02月21日

イージス艦事故

国を守るべき自衛隊の艦船が、漁船と衝突し、漁船が沈没しました。

新聞記事によると、回避義務はイージス艦「あたご」にあるようです。

皆さんも新聞記事やテレビ報道でもご存知のように、防衛省から出されている情報にはうそやごまかしもあるようです。

この事故を見ていると、今の日本の状況が手に取るように見えるような気がします。
まず、航海にはルールがあると思いますが、そんなルールには関係なく、大きなもの、お国の関係のものが優先だという意識があるということです。

また、国の機関には緊張感が欠けるということ。
問題が起こっても報告などが常に遅れる。
これは自分たちの行動にやましさを感じているからではないでしょうか。

自衛隊が事故を起こす。国民から文句を言われる。それは困るのでどうにかごまかそうとする。報告が遅れるという図式でしょう。
自衛隊の内部でも本当は自衛隊の存在自体に矛盾を感じている部分もあるのではないでしょうか。

国防というものがまったく不要であるということではないかもしれません。
しかし、本当に国防というものはどのようにしたらうまくいくのかまったく見えません。
アメリカのように他国へ出かけていって侵略まがいのことをしていますが、彼らに言わせるとその行動も国防だと言うのでしょう。

そんな中で、自衛隊の人々が本当に国を守るという濃い意識があるでしょうか。
毎日の訓練を義務のようにこなしているだけの人も多いのではないでしょうか。

国を守るためにしなければならない行動はいろいろあります。

日本の山河を守る。食の安全を守る。そんなことも重要なことです。
たるんだ組織にお金をつぎ込むより、農林業やエネルギー自給の今後のあり方を考えるためにお金を使うべきではないでしょうか。 



Posted by 三和総合設計 at 07:54│Comments(0)
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