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2008年05月28日

ハンバーガーとサンドウィッチ

ハンバーガーショップをやっている親類のYさんと話す機会がありました。
話は、最近、いろんなところにハンバーガーショップができてるよねーということから始まりました。
Yさんの話によると、見かけはハンバーガーでも、本物とそうでないものがあるとか。
どういうことなん?

本物のハンバーガーといのは、パティ(中にはさまれるているお肉)が、100%ビーフだけのものを言うそうです。
合びき肉を使ったり、他の材料を入れてつくられたいわゆるハンバーグをはさんでいるものは、サンドウィッチに属するそうです。

なので、Mドナルド゙は、一応ハンバーガー。でもMスバーガーなどは、サンドウィッチ。

なるほど・・・・・
ハンバーガー専門ショップでもいろいろあるようです。
この分け方は、一見、つくる方だけのこだわりで、食べる方側にとっては、あまり関係ないような気もします。でも理由はいろいろあるらしいです。

まずは、価格。やっぱり混ぜ物の方が安くつくれる。
もうひとつは、時間が経ってから食べたときの食感。
100%ビーフは時間が経つと硬くなって食べにくくなってしまうそうです。
なので、テイクアウトには向いていないそうです。

では、なぜMドナルドは、テイクアウトができるのか・・・・・
なぜ、安いのか・・・・・・

その辺りは、時間がなくて聞けませんでしたが、きっと何か秘密があるんでしょうね。

本物が何なのかって言うのは、本当にわかりにくくなってきました。
自分の関わる世界がちょっと違うだけで何がなんだかわかりません。
住まいも同じ。
同じように見えて、本物の本物に似せたものと・・・・区別はつきません。
住いづくりに関わっている人でさえ、間違った見方をしている人も多くいます。

昔は、見る目をもった人が多く、ニセモノはすぐに化けの皮がはがれ、黙っていてもいずれ本物は理解してもらえ、生き残っていける感じでした。
でも、今は巧妙に似せられるし、いろんな情報が多すぎて見る目は養われません。
だましてなんぼの世界です。(だまされていても気づくことさえできませんし)

食べ物を始め、いろんなものを自分でつくることがなくなったから、本物を見分けられなくなったのでしょうね。
今となっては、少なくとも本物をつくる人間が、本物をもっともっと大きな声で、語って気づいてもらうことからしていかなければならない気がします。 



Posted by 三和総合設計 at 09:53│Comments(0)
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