2008年06月14日

県民ショー

テレビがあまり好きでない私。特に作り話のドラマが大嫌い。

そんなテレビ番組のなかで、いくつか楽しんでいる番組があります。
その一つが「県民ショー?(番組名は正しいかどうか?)」。

各県で当たり前のように行なわれていることであっても、お隣の県へ行けばまったく行なっていない。
国民の常識と思っていたら、実は小さな小さな地域だけの慣習であったり。
そんな話を聞くと楽しくなってしまいます。

滋賀県はどうかと聞いてみても、滋賀県の常識だといっていても、ぜんぜん知らないこともあったりします。
滋賀県東北部は中部圏の文化が入っています。
大津など南部は京都や関西の文化の影響が強い。
同じ県の中でもいろいろ違いがあります。
こんな違いが微妙な生活の潤いになるのだと思っています。

昔のテレビ番組で、東京では「バカ」という。関西では「あほ」という。
その境界はどこかを探そうという「あほ」な話がありました。
その結果はというと、「バカ」と「あほ」の間に中京圏の「たわけ」があるというバカなオチでした。

今、伝統構法の建物を何とか残さなくてはならないという運動を進めています。

なぜ、伝統構法を残さなければならないのか。
いろいろな答えがあると思いますが、伝統構法は人間を大切にする構法であるということです。

人間を大切にする、人の生活を考える。人の文化を大切にする。地域を大切にすると言うことではないかと思っています。

外見で見た目が伝統構法であっても、その建物がお金儲けを目的とした宣伝行為で建てられているのなら、伝統構法と言いたくないですね。

地域文化を大切にし、人間の生活を大切にし、しかも安全を守る建物。
そういった建物を追求していかなくてはなりません。


ところで、たった今、東北北部で強い地震があったようです。 



Posted by 三和総合設計 at 08:39│Comments(0)
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