2008年06月22日

電気自動車

今、環境問題を考えて電気自動車をつくっていこうという話があります。

電気自動車って本当に環境に優しいのでしょうか。

電気自動車は電気を充電し走るので、CO2を排出しないというのは事実ですが、その電気を発電するときにたっぷりとCO2を排出しているのではないでしょうか。

火力発電にしても、水力発電にしても、環境問題を充分抱えていますし、CO2を出さないということになると原子力発電といことになるのでしょうか。
原子力発電は違った問題を持っていますね。
人間がちゃんと制御できない危ない資源を使う。万が一のときの対策が取れないシステムは採用しないほうがいいですね。

岩手・宮城内陸地震の確率も0%でした。
原子力発電所が事故を起こす確率が0%であっても、世の中には絶対と言うことはありません。大変な事故を起こしてから後悔してもダメですね。

温室効果ガスの削減の方法は簡単なことです。
車の性能を上げることも大事ですが、総量を減らすことです。
車の量を半分にしても成り立つ社会に戻すことですね。
今の動きをそのままにして、CO2の排出を半減させることは不可能です。

車での運送をやめ、鉄道に切り替える。
公共交通を便利にし、自動車での移動を減らす。

すべて少し昔の社会に戻すことです。

これは企業の自由な活動に任せていたら絶対できないことです。
税金のかけ方などを工夫し、世の中の進み方をコントロールすることが大事ですね。

世の中を変えようとすると、どこかに問題が出てきます。
その問題をうまく解決しながら、理想的な形に向けて進んでいく。
非常に難しいことですが、それを行なうのが政治家の手腕ですね。

今のように官僚にコントロールされる政治家は必要ありません。
官僚をコントロールし、企業もコントロールし、社会を良いものにしていく。
そんなことにちゃんと力を出してくれる政治家には、いくらお金を払ってもかまわないですね。

国民の多くは、地産地消でゆっくりと生活できることを望んでいると思います。
それが地球温暖化防止の決め手ともなりますね。



Posted by 三和総合設計 at 06:40│Comments(0)
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