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2008年10月21日

ショールーム

昨日、夕方からの会議に出かけたときに、少々時間があったので、ひさしぶりに設備メーカーのショールームに言ってきました。メーカーの制服を着て、ニコニコしているお姉さんが3人ぐらい。勝手に見ますのでと、一緒に行った大工さんと二人でうろうろしていました。高級な流し台。自動で便座が開閉するトイレ。大理石の壁の貼ってある浴室。いろいろなものがありましたが、どれひとつとして心を打つものはありませんでした。確かに便利さを追求して、さまざまな工夫をしているのはわかりますが、それがすべて値段に乗せられている。ピカピカな塗装のしてある流し台の扉の見本たち。お金を稼ぐために精一杯のアピールをしているような感じです。ショールームって本当にお客さんのためを考えているでしょうか。どうやって高い買い物をさせるか。いかに他社に勝ち抜くか。そんなことを考えつくしたような空間に思えてしまいました。設備機器はなかなか手づくりというわけにはいきません。いそがしい世の中で、少しでも便利に暮らすためにさまざまな工夫がされているのですが、それがこの忙しい世の中をむしろ助長しているのではないでしょうか。心を打つ設備機器。そんなものはないのかもしれませんが、ホームセンターで販売されている格安の設備機器をそっと片隅に置いておくほうが、むしろ心が豊かなような気がしました。最近の住まいの仕上げ材の主流はビニルクロス。安くてそれなり。それにぴったり合うデザインが最近の設備機器のように思えますが、いかがでしょうか。人気blogランキング参加中。クリックお願いします!↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。



Posted by 三和総合設計 at 07:25│Comments(0)
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