
2008年10月02日
消えた100兆円?
昨日の新聞記事だったかどうか? この度のアメリカの株の大暴落で100兆円が消え去ったと書かれていたと思います。100兆円が消え去った。大変なことだと思われた方も多いと思いますが、私は何とばかげたことだと思いました。結局100兆円は実態のないものなのです。企業の値打ちを元に株を買う。それが値上がりすることによって、お金を保持しているように思うが、暴落して下がるとないものになってしまう。まさにマネーゲーム。もちろん高い株価のときに株を買った人は大損害だと思いますが、株式全体を見ると元の木阿弥になっただけの話です。サブプライムローンが実際、返済能力のない人に貸し付けられていたように、企業の株価は実際の資産などをもとにつけられているわけではありません。お金儲けがしたい企業と株でもうけたい投資家の夢が実態を超えてどんどん膨らむのです。バブルがはじけて現実に戻ると株価も当たり前の価格に戻ってしまう。そんな不安定な仕組みに生活を任せてよいのでしょうか。一旦こういった仕組みになったものを一度に戻すのは難しいと思いますが、少なくともこれからこの考え方をどんどん進めるのは問題があると思います。地産地消。いつも話題には出されますが皆さん本気で考えているでしょうか。地産地消なら株価の暴落もへったくれもありません。その代わり株式投資による金儲けもありません。でも、実際努力した人が報われる社会です。そんな社会を本気で目指す必要があると思います。人気blogランキング参加中。クリックお願いします!↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
Posted by 三和総合設計 at 07:28│Comments(0)