2005年12月12日

サンタ

しがさと端材工房・・・クリスマスグッズをつくろう!
内容はココで紹介。
こんなことをしながらもクリスマスって言ってもねえ・・・・という気持ちが。
一般人は大騒ぎするけど、本当のクリスマスはもっと厳粛で静かなものらしい。

子供の頃、我が家にサンタが来ないのは煙突がないからだって思ってました。いろいろ子供ながら考えました。便所の臭突では小さくてダメなんだなあとか。(臭突の役目をよくわかってなかったから。ちなみに臭突とは・・・ポットン便所の臭い抜きの煙突みたいなもの。)内風呂もなかったので、焚き口の煙突もないからとか。よその家にある応接間がなくて、そこにおきまりのようにある暖炉らしきものもないからだとか。
窓を開けていたらはいってきてくれるかもしれないと思って、こっそりちょっとだけ開けていたら、寒いのでいつのまにか閉められていた。

結局うちが貧乏だっただけなのですが。
やっともらえるようになったときには、サンタさんは百人一首やまがいもののリカちゃんなどをくれた。あまりうれしくないけど、子供心にサンタさん=親に悪いと思い、喜んだふりをしていました。生意気にも子供らしくない気を使っていました。

日本の家には煙突なんてないのが当り前なのに、なんでサンタが煙突から入ってくるなんてことを思わせるんだろう。日本の家に不釣合いな夢は与えないでほしい。貧乏な子を惨めにさせないでほしい。もっと本物の愛を夢を子供に与えてほしい。工業化製品に囲まれた住まいで、工業化製品のおもちゃを 存在しないサンタさんがくれたものと思わせるのが、本当にこどもに夢を与えているんだろうか。
できることなら、本物の木の家で、手づくりのプレゼントをお父さんお母さんからだと言って渡すほうがよっぽど子供に夢を与えるような気がしてならない。






Posted by 三和総合設計 at 14:28│Comments(0)
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