
2005年06月07日
構造見学会
ひとときネットの構造見学会をしました。2日間開催しましたが、お知らせも今までの見学者の方などへのDMだけだったので、来場者は少なかったです。でもじっくり、ゆっくりお話できて、バタバタした見学会とはまた違った充実感のある濃い見学会となりました。構造体を見学していただくことは、とても大切なことだと思うのですが、なかなかイメージがしにくくて苦手な方も多いようです。やっぱり完成したもの方がインパクトがありますし、現実的ですものね。本当はこの構造体のときにしか見られない私たちの自慢できる秘密がたくさんあるのだけどなあ・・・。この秘密が、長く耐久性のある住まいにとても重要な部分ですし、職人さんたちの努力の跡なのです。言葉ではなかなか専門的になったり、想像しにくい部分ですから伝えにくいんですよねえ。今回見逃した方はぜひ、今度は見に来てください。人間の体でいうと、骨格や内臓、筋肉がどんなになっているか、他とはどう違うのか見る価値はあると思いますし、知っておくべきです。

昔は住まいづくりも地域の力を借りて行われていたので、どんな人でも家の構造がどうなっているかは、当たり前のように知っていました。でも最近は家の主体となっている骨組みが何で出来ていて、どうなっているか知っている人が少なくなってきました。住まい手の話では、昔からの建て方で、腕のいい大工さんが建てたという中古物件があるので見て欲しいと言われて見に行った家がツーバイフォー工法の家だったりしたこともあります。ほんとびっくり?!でした。介護関係の講師で行ったときにも(もちろん私は介護のプロではないので住まいの話をするのですが)自分の家が何工法で建てられているか知らない方も多くおられました。「家は買うもの」になっている結果ですよね。魚が切り身で泳いでいると思っている子供がいる時代ですから、仕方ないのかもしれませんが・・・・。命を預けている住まいへの知識がこんなことで本当にいいのでしょうか?車や電化製品よりも、プロバンスやカントリーといった雰囲気よりも、住まいの構造に詳しくなってほしいなあと思うんですが・・・。物の本質を見る目・・・今、とても必要なのではないのでしょうか。まあ、くどくなるんで今回はこの辺でおしまいにします。


昔は住まいづくりも地域の力を借りて行われていたので、どんな人でも家の構造がどうなっているかは、当たり前のように知っていました。でも最近は家の主体となっている骨組みが何で出来ていて、どうなっているか知っている人が少なくなってきました。住まい手の話では、昔からの建て方で、腕のいい大工さんが建てたという中古物件があるので見て欲しいと言われて見に行った家がツーバイフォー工法の家だったりしたこともあります。ほんとびっくり?!でした。介護関係の講師で行ったときにも(もちろん私は介護のプロではないので住まいの話をするのですが)自分の家が何工法で建てられているか知らない方も多くおられました。「家は買うもの」になっている結果ですよね。魚が切り身で泳いでいると思っている子供がいる時代ですから、仕方ないのかもしれませんが・・・・。命を預けている住まいへの知識がこんなことで本当にいいのでしょうか?車や電化製品よりも、プロバンスやカントリーといった雰囲気よりも、住まいの構造に詳しくなってほしいなあと思うんですが・・・。物の本質を見る目・・・今、とても必要なのではないのでしょうか。まあ、くどくなるんで今回はこの辺でおしまいにします。

Posted by 三和総合設計 at 17:38│Comments(0)