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2004年08月17日

プラスチックごみ

大津市は、前市長の在任中、プラスチックも紙も生ごみもすべて燃やすことができる焼却場を建設しました。何でも燃やせることが良いのかどうか疑問に思いながらも、いっしょに出せることはそれなりに楽をさせてもらっていました。しかし、最近になってプラスチックを分別する必要性が出てきたのかもしれませんが、私たちの居住地がプラスチックごみの分別モデル地区になり、プラスチックごみを分別しなければならなくなりました。実際やってみるとプラスチックごみの多いこと多いこと。週1回の収集ですが、コンビニで弁当を食べたりするとどんどんたまっていき、ゴミ箱からあふれてしまいます。その他の商品にも必ずプラスチックが混じっていて、分けるのも大変です。最近の生活の中にいかにプラスチックが進出してきているか思い知らされました。
住宅業界の中にもプラスチックは進出しており、既製品のドアや額縁など木材の偽物として表面に貼り付けられ、多用されています。食品などの包装のようにプラスチックはプラスチックとして利用されているのではなく、住宅業界では、本物に見せた偽物としての利用が主です。環境について考えていかなければならないこれからの時代に、もう一度考え直さなければならないように思います。プラスチックなどを多用したプレハブ住宅なども万能ではありません。当面のメンテナンスは確かに少なくてすみますが、いったん傷がいった時の醜さはなんともいえません。プラスチックのおもちゃと木のおもちゃを比べてみればわかるでしょう。耐久性の面から見ても、プレハブ住宅は耐久性が低く、国産材を使った木造住宅は群を抜いています。住宅の世界でも、住まいの耐久性を長くすること、ごみを減量すること、材料を再利用可能にすることの重要性を感じさせられています。









Posted by 三和総合設計 at 18:14│Comments(0)
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