2005年03月30日

監理1

監理仕事の一部を紹介します。今進んでいる現場では、杭工事が終わり、基礎工事が始まりました。基礎工事の段階では、まず、鉄筋が組まれたときに配筋検査をします。使用される鉄筋や間隔などに間違いがないか確認していきます。(写真は主人だけで、いかにも主人だけが仕事をしているように見えますが、もちろん私もしておりますのであしからず)その何日か後にコンクリートが打設されます。


打設前には、強度を調べるためのサンプルを採ったり、コンクリートの材質(強度に影響する硬さや空気量)チェックを専門の方が行いますので、その立会いをして確認します。


また、立上り部分には水道や排水の配管が通る部分に先に穴(この穴をスリーブと言います)を開けておきます。あとで開ける方法もありますが、できるだけむやみにコンクリートや鉄筋を傷つけたりしたくないので、先に対応しておきます。スリーブの大きさや位置は事前に設備工事業者と打ち合わせをして、決めておきます。その位置にきちんと設置されているかも確認します。基礎工事の段階では、工程に合わせてこまめに何度も現場に足を運びます。監理という仕事は、地味ですが、結構、気の休まることのないハードな部分も多々あります。図面を形にしていくという作業は職人さんがいちばん大変なのですが、影で私たちも日々努力しているんですよ。
監理の仕事はなんぞや?と言う方はこのHPの設計事務所のなかの工事監理のコーナーを見てください。






Posted by 三和総合設計 at 18:22│Comments(0)
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