
2006年01月10日
豪雪被害
豪雪による被害が各地で出ているようです。
先月もブログに豪雪について書きましたが、今回は「豪雪被害」。
あまりの雪の多さに、雪下ろしの際の転落などによる死亡事故などがおきています。
前回でも書いたように、私の母親の実家が今テレビで報道されている新潟県津南町。
私が中学校のころ春休みに訪れたときでも積雪は3m。家の構造は骨太で、冬には2階から出入りできる構造になっていました。
おじさんのお嫁さんは、これも報道されている長野県栄村の秋山郷の出身。
秋山郷は長野県でありながら、新潟県津南町からしか入るルートはありません。
平家の落人の里、ひなびた温泉地で有名ですが、相当山深い町です。
今日、朝の「おはよう朝日です」でも話がされていましたが、この豪雪被害には二つ問題があると思います。
一つは、地球温暖化の問題。地球温暖化というのは、ただ、温度が上がるわけではなく、このように、さまざまな異常気象を伴いながら気温上昇をしていくようです。
もう一つは、地域政策の失敗ということです。
地域政策の失敗については、ブログでも何回か書いていますが、農村部に若い世帯が少なくなり、どんどん過疎化しているということです。今回の被害でも、なくなっている方々の多くは70代、80台の方で、こんなに高齢になっても危険な雪下ろしをしなければならないような世帯構造になってしまっているということです。
新潟県の津南町は魚沼米コシヒカリで全国的に有名で、本当においしいお米が作れます。そういう地域でさえ、農業として成り立たないということです。日本の経済は持ち直してきたということですが、都市部、大企業が中心で、地方や中小企業は回復傾向とはとてもいえないでしょう。
根本的な考え方を変えないと、ほんの少しの問題で上向き傾向などすぐに吹っ飛んでしまうのではないかと思います。
国力を上げ、世界企業と渡り合うことも大切ですが、自活でき、豊かな生活ができることをそろそろ本気で目標にしたいところです。
金銭面で裕福になったが、豊かになったとは感じていないという調査結果があったように思いますが・・・
先月もブログに豪雪について書きましたが、今回は「豪雪被害」。
あまりの雪の多さに、雪下ろしの際の転落などによる死亡事故などがおきています。
前回でも書いたように、私の母親の実家が今テレビで報道されている新潟県津南町。
私が中学校のころ春休みに訪れたときでも積雪は3m。家の構造は骨太で、冬には2階から出入りできる構造になっていました。
おじさんのお嫁さんは、これも報道されている長野県栄村の秋山郷の出身。
秋山郷は長野県でありながら、新潟県津南町からしか入るルートはありません。
平家の落人の里、ひなびた温泉地で有名ですが、相当山深い町です。
今日、朝の「おはよう朝日です」でも話がされていましたが、この豪雪被害には二つ問題があると思います。
一つは、地球温暖化の問題。地球温暖化というのは、ただ、温度が上がるわけではなく、このように、さまざまな異常気象を伴いながら気温上昇をしていくようです。
もう一つは、地域政策の失敗ということです。
地域政策の失敗については、ブログでも何回か書いていますが、農村部に若い世帯が少なくなり、どんどん過疎化しているということです。今回の被害でも、なくなっている方々の多くは70代、80台の方で、こんなに高齢になっても危険な雪下ろしをしなければならないような世帯構造になってしまっているということです。
新潟県の津南町は魚沼米コシヒカリで全国的に有名で、本当においしいお米が作れます。そういう地域でさえ、農業として成り立たないということです。日本の経済は持ち直してきたということですが、都市部、大企業が中心で、地方や中小企業は回復傾向とはとてもいえないでしょう。
根本的な考え方を変えないと、ほんの少しの問題で上向き傾向などすぐに吹っ飛んでしまうのではないかと思います。
国力を上げ、世界企業と渡り合うことも大切ですが、自活でき、豊かな生活ができることをそろそろ本気で目標にしたいところです。
金銭面で裕福になったが、豊かになったとは感じていないという調査結果があったように思いますが・・・
Posted by 三和総合設計 at 12:49│Comments(0)