
2006年01月25日
大津市役所の移転計画
大津市役所の移転計画が話題になっている。
現在の市役所の建物は、もうなくなられた佐藤武夫氏の設計で、コンクリート打放しのデザインである。
新耐震基準前の建物で、耐震診断によると補強によっても充分な耐震強度が確保できないため、新築移転する計画が浮上しているようである。
市長の提案する案は、浜大津の港湾施設の県有地に高層の建物を建てようとするものであるが、昨日、新聞によると市民団体から、現在の市役所の近くにある公園内に低層の建物を建てようとする案が提示された。
本日の新聞報道によると、市長はこの案に対して、効率が悪い、市長案の方が旧市街地の活性化が図れるということで難色を示しているという。
以前にも書きましたが、大津市は古都指定を受けました。古都にふさわしい景観を考えると、市の中心部とはいえ、自分達が提唱している街づくりに対し自己否定しているのではないでしょうか。どこに建設するかは別にして低層の建物で、景観にあう建物としてほしいと思います。
最近では、耐震診断、耐震補強と国の方針に基づき叫ばれていますが、まだまだ使える建物をいつ襲ってくるかわからない地震に対し、多大なお金を掛けて建てかえなければならないのですが、確実な地震予知など良い方法はないのでしょうかねえ。
現在の市役所の建物は、もうなくなられた佐藤武夫氏の設計で、コンクリート打放しのデザインである。
新耐震基準前の建物で、耐震診断によると補強によっても充分な耐震強度が確保できないため、新築移転する計画が浮上しているようである。
市長の提案する案は、浜大津の港湾施設の県有地に高層の建物を建てようとするものであるが、昨日、新聞によると市民団体から、現在の市役所の近くにある公園内に低層の建物を建てようとする案が提示された。
本日の新聞報道によると、市長はこの案に対して、効率が悪い、市長案の方が旧市街地の活性化が図れるということで難色を示しているという。
以前にも書きましたが、大津市は古都指定を受けました。古都にふさわしい景観を考えると、市の中心部とはいえ、自分達が提唱している街づくりに対し自己否定しているのではないでしょうか。どこに建設するかは別にして低層の建物で、景観にあう建物としてほしいと思います。
最近では、耐震診断、耐震補強と国の方針に基づき叫ばれていますが、まだまだ使える建物をいつ襲ってくるかわからない地震に対し、多大なお金を掛けて建てかえなければならないのですが、確実な地震予知など良い方法はないのでしょうかねえ。
Posted by 三和総合設計 at 07:30│Comments(0)