
2006年01月29日
東大・論文捏造疑惑
がん治療薬などの開発に関する研究が捏造であるという疑惑が指摘されている。
木の住まいブログでありながら、最近のテーマは「偽造」、「捏造」、「疑惑」などがつながって少々嫌気がさしていますが、それでも書くのは、社会のあり方が国民の生活に深くつながるからです。
日本の最高学府の頂点の東大でありながらこんなことがなされる。いや、東大であるからこそ多額の国費を投入し、期待が大きいだけにそう捏造という行為に出てしまっているのでしょう。学問の世界にまで競争の論理が持ち込まれているのです。
新聞の見出しには「厳しい競争が温床」と書かれています。
小泉内閣が進める競争社会が生み出す姿がだんだん見えてきたのではないでしょうか。競争により成長を見込むということはありうる話ですが、私が見たところ、競争は必ず過当競争に到達しているようです。安定した社会というものは築かれないように思えます。
昔なら、地域に根ざしたはやっている店があれば、そこには同じ業種の店は出店されないのが当たり前でしたが、今では、はやる場所なのだからということで、既存の店よりもパワーアップした店をその場所にぶつけ、既存の店を壊してしまうことにより新しく事業進出をするというやり方が当たり前になりました。国民は少しでも安く、心地よく買物がしたいので、必ず新しい店に行ってしまいます。ですから、今はやっている店でも将来の繁栄は約束されていません。
大津市の北部に出店されたダイエーは出店当時、地元の小売店をなぎ倒しながら、飛ぶ鳥を落す勢いでしたが、他の地域に新しいスーパーなどができたりして、年数が経つと衰退していったのです。
この地域には、新しく巨大なスーパーが新たに建設され、営業されるようになりましたが、地域の商店が再生されることにはなりません。
これからも、競争社会の中で、住民は翻弄されていくのでしょう。
テレビの討論を見ていると、「共存共栄」の社会は難しいが、「競争共栄」の社会はできないだろうかという話がありました。
「競争共栄」というのは理想かもしれませんが、なかなか難しいですね。
競争をして成長して何を得るのかということが間違っているからでしょう。
日本が成長し、住みよい社会がつくることができればすばらしいのですが、成長し、人々に評価されたときに得られるのがお金という仕組み?(考え方?)になっているのが問題なのでしょう。
今日の朝のテレビ番組で、「ホリエモン」の功罪について話が出ていましたが、「功」として、若者に夢を与えてくれたという話が出ていました。
とんでもない話だと思います。もし、夢を与えたのなら「悪夢」でしょう。お金を持てばなんでも得られるという考え方の結末はどのようなものでしょうか。
「ホリエモン」のように牢獄に入れられることはもちろんですが、その他の成功者とされている人々でも、お金はあるが生き方に満足できない人はたくさんいるのではないでしょうか。
お金がなくて困っている人もたくさんいます。お金がないから困るのではなく、お金がないと生きていけない世の中の仕組みが問題なのだと思います。
それでも、お金がないけれど、生きがいを感じて生活をしている人はたくさんいますよ。
木の住まいブログでありながら、最近のテーマは「偽造」、「捏造」、「疑惑」などがつながって少々嫌気がさしていますが、それでも書くのは、社会のあり方が国民の生活に深くつながるからです。
日本の最高学府の頂点の東大でありながらこんなことがなされる。いや、東大であるからこそ多額の国費を投入し、期待が大きいだけにそう捏造という行為に出てしまっているのでしょう。学問の世界にまで競争の論理が持ち込まれているのです。
新聞の見出しには「厳しい競争が温床」と書かれています。
小泉内閣が進める競争社会が生み出す姿がだんだん見えてきたのではないでしょうか。競争により成長を見込むということはありうる話ですが、私が見たところ、競争は必ず過当競争に到達しているようです。安定した社会というものは築かれないように思えます。
昔なら、地域に根ざしたはやっている店があれば、そこには同じ業種の店は出店されないのが当たり前でしたが、今では、はやる場所なのだからということで、既存の店よりもパワーアップした店をその場所にぶつけ、既存の店を壊してしまうことにより新しく事業進出をするというやり方が当たり前になりました。国民は少しでも安く、心地よく買物がしたいので、必ず新しい店に行ってしまいます。ですから、今はやっている店でも将来の繁栄は約束されていません。
大津市の北部に出店されたダイエーは出店当時、地元の小売店をなぎ倒しながら、飛ぶ鳥を落す勢いでしたが、他の地域に新しいスーパーなどができたりして、年数が経つと衰退していったのです。
この地域には、新しく巨大なスーパーが新たに建設され、営業されるようになりましたが、地域の商店が再生されることにはなりません。
これからも、競争社会の中で、住民は翻弄されていくのでしょう。
テレビの討論を見ていると、「共存共栄」の社会は難しいが、「競争共栄」の社会はできないだろうかという話がありました。
「競争共栄」というのは理想かもしれませんが、なかなか難しいですね。
競争をして成長して何を得るのかということが間違っているからでしょう。
日本が成長し、住みよい社会がつくることができればすばらしいのですが、成長し、人々に評価されたときに得られるのがお金という仕組み?(考え方?)になっているのが問題なのでしょう。
今日の朝のテレビ番組で、「ホリエモン」の功罪について話が出ていましたが、「功」として、若者に夢を与えてくれたという話が出ていました。
とんでもない話だと思います。もし、夢を与えたのなら「悪夢」でしょう。お金を持てばなんでも得られるという考え方の結末はどのようなものでしょうか。
「ホリエモン」のように牢獄に入れられることはもちろんですが、その他の成功者とされている人々でも、お金はあるが生き方に満足できない人はたくさんいるのではないでしょうか。
お金がなくて困っている人もたくさんいます。お金がないから困るのではなく、お金がないと生きていけない世の中の仕組みが問題なのだと思います。
それでも、お金がないけれど、生きがいを感じて生活をしている人はたくさんいますよ。
Posted by 三和総合設計 at 08:47│Comments(1)
この記事へのコメント
世界中の研究者が注目している
東京大学 分子細胞生物学研究所の論文不正・捏造・改ざん・コピペ疑惑問題
http://blog.goo.ne.jp/bnsikato
http://katolab-imagefraud.blogspot.com
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Posted by 東京大学 分子細胞生物学研究所の論文不正疑惑問題 at 2012年01月20日 01:02