2006年02月23日

昨日は、滋賀県地方は霧でした。

毎週水曜日はポリテクカレッジの非常勤講師に出かけているのですが、先週の水曜日も同じように霧でした。


朝、40分ぐらいかけて大津から近江八幡に車で走るのですが、霧のため前が見にくい状態でした。
そんな中で、こんなことを考えました。

今の社会はこんな霧の中の状況かな、と。
霧で道路を走るとき、前方の状況が見えないためすごく不安になります。特に見知らぬ、なれない道路であれば特に緊張が高くなります。現代社会もいろいろ問題点は明らかになりますが、先の道路、すなわち先行きが見えにくいといったところでしょうか。
そんな中でも、何とか車を走らせることができるのは、霧というものが一寸先まで見えないということではなく、ある程度先が見えているという状態だからでしょう。
ですから、いつも良く通る道や慣れた道では霧のため前方が見にくくてもまったく先が見えない状態ではないので、予測をつけながら走ることができるのです。

私たちの行動も同じように考えなければなりません。霧の中で、周りの状況がわかっていないと恐る恐る走るしかないのですが、状況がわかっている、つまり、自分の進むべき道が見えているのならばある程度状況を考え方向性を見失うことはないのです。

仕事で言えば、住まいのあり方という方向性を見失わない。住まいは金儲けの手段ではないということをはっきりと押さえて仕事をして行こうと思いました。

とはいえ、霧というのはやはり慣れた道でも危険があります。
慣れた道であっても、いつもいつも状況を確実に踏まえて進む必要はありますね。



Posted by 三和総合設計 at 07:43│Comments(0)
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