
2006年03月08日
賃貸アパート退去時の敷引き
今日も新聞記事から。
賃貸住宅を退去する際、敷金から差し引かれる補修費用額に対するアンケート調査が書かれていました。
補修費の差し引きについて、6割の方が不満に思うが家主と交渉したことのある人は3割だそうです。中には敷金を上回る金額を請求されたケースもあるらしい。
国土交通省のガイドラインによると賃貸住宅の「原状回復」すべき対象は故意や過失による汚損などで、通常の使用に伴う「損耗」は対象外としているが、法的な拘束力がないからか、扱いはケースバイケースになっているようです。
考え方として、通常の使用に伴う「損耗」は対象外という考え方が正しいと思いますが、問題としては家賃が敷金を取りきることで利益を得るような設定をしているケースも多いことではないかと私は思っています。
当然、敷金の返還を多くすると、家主には入ってくる資金が減るわけですから家賃を高く設定するしかないのです。悪意なケースは別として、最初からそういう費用を見込んだ考え方をすることが問題なのです。
敷金で稼げることを前提にすると家賃が安く設定できる。そうすると、賃貸の稼働率が良くなる。一種のだましですよね。しかしながら、いつもブログで書いているようにこの種の考え方は今の日本で当たり前なのです。よく考えないと一見安く見えてしまうということです。
話は少し変わってしまいますが、先日、端材工房の道具を片付けるためAオーヤマのメタルラックを購入しました。メタルラックの値段はホームセンターで割りと安く売っていますが、オプションで棚板や柱を追加するとすごく高くつくようになっています。
安売りで売っているラックは棚板が少し少なめです。そこでついつい棚板を追加しようと考えるとすごく高くつく。そこでメーカーが儲けを回収するという仕組みです。
棚板が一枚1000円以上するのに、4枚棚板がついて柱やキャスターがついているセットが3500円ぐらい。少しおかしい価格設定ですよね。
今回は、手持ちのメタルラックに高さを追加しようと試みましたが、意外な発見をしました。先ほども書いたように追加の柱や棚板を購入するとすごく高くつくので、セットで安売りしているものを買ってそれを上部に接続しようとしました。
なんと、あんなにうまく追加できるような工夫がしている製品なのに安売りセットを使って既存の製品に追加できないような工夫?がしてあるのです。
普通ではうまく組み立てられなくなっていて、オプションでねじを追加すれば可能なのですが、そのねじ単体では販売していなくて、追加の柱とセットで購入するしかないようになっていました。
うまく考えた商売ですなと思ってしまいました。
しかしながらここはケチケチの私としてあきらめるわけには行きません。
メタルラックの足元に取り付けるキャスターのねじを利用してずん切りボルトで接続して安売りセットを有効に活用させていただきました(メーカーさんごめんなさい)。
賃貸住宅を退去する際、敷金から差し引かれる補修費用額に対するアンケート調査が書かれていました。
補修費の差し引きについて、6割の方が不満に思うが家主と交渉したことのある人は3割だそうです。中には敷金を上回る金額を請求されたケースもあるらしい。
国土交通省のガイドラインによると賃貸住宅の「原状回復」すべき対象は故意や過失による汚損などで、通常の使用に伴う「損耗」は対象外としているが、法的な拘束力がないからか、扱いはケースバイケースになっているようです。
考え方として、通常の使用に伴う「損耗」は対象外という考え方が正しいと思いますが、問題としては家賃が敷金を取りきることで利益を得るような設定をしているケースも多いことではないかと私は思っています。
当然、敷金の返還を多くすると、家主には入ってくる資金が減るわけですから家賃を高く設定するしかないのです。悪意なケースは別として、最初からそういう費用を見込んだ考え方をすることが問題なのです。
敷金で稼げることを前提にすると家賃が安く設定できる。そうすると、賃貸の稼働率が良くなる。一種のだましですよね。しかしながら、いつもブログで書いているようにこの種の考え方は今の日本で当たり前なのです。よく考えないと一見安く見えてしまうということです。
話は少し変わってしまいますが、先日、端材工房の道具を片付けるためAオーヤマのメタルラックを購入しました。メタルラックの値段はホームセンターで割りと安く売っていますが、オプションで棚板や柱を追加するとすごく高くつくようになっています。
安売りで売っているラックは棚板が少し少なめです。そこでついつい棚板を追加しようと考えるとすごく高くつく。そこでメーカーが儲けを回収するという仕組みです。
棚板が一枚1000円以上するのに、4枚棚板がついて柱やキャスターがついているセットが3500円ぐらい。少しおかしい価格設定ですよね。
今回は、手持ちのメタルラックに高さを追加しようと試みましたが、意外な発見をしました。先ほども書いたように追加の柱や棚板を購入するとすごく高くつくので、セットで安売りしているものを買ってそれを上部に接続しようとしました。
なんと、あんなにうまく追加できるような工夫がしている製品なのに安売りセットを使って既存の製品に追加できないような工夫?がしてあるのです。
普通ではうまく組み立てられなくなっていて、オプションでねじを追加すれば可能なのですが、そのねじ単体では販売していなくて、追加の柱とセットで購入するしかないようになっていました。
うまく考えた商売ですなと思ってしまいました。
しかしながらここはケチケチの私としてあきらめるわけには行きません。
メタルラックの足元に取り付けるキャスターのねじを利用してずん切りボルトで接続して安売りセットを有効に活用させていただきました(メーカーさんごめんなさい)。
Posted by 三和総合設計 at 08:03│Comments(1)
この記事へのコメント
まずは、応援ポチ!
敷金の話にうんうんとうなづきながら読みました。
また、遊びに来ます。
Posted by ツノダ トシヤス at 2006年03月08日 12:12