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2006年11月13日

学校長の自殺

北九州市の小学校でいじめがありましたが、その小学校の校長が自殺をしました。

こういった問題がおきると、いくつかこういった事態が起こりますね。
今回のいじめ問題でも何人かの自殺者が出ています。

子供たちに命の大切さを一番教えなければいけない立場の方が自殺をしては、子供たちに苦しくなったら死ねばいいんだと教えているようなものですね。

自殺をするにはすごい勇気がいるのではないでしょうか。その勇気を問題の解決に向けていただければいいのですが。
逆に考えると、それだけの思いがあってもどうにもならない事情があるということではないかと思います。
校長先生になる人は、教育界でも優等生の人ばかりのようです。
上からと下からの板ばさみになって苦しんでいる人が意外と多いのではないでしょうか。

少し前のテレビ番組で見ましたが、子どもの給食費を払わない親が結構いるそうです。
その親にインタビューすると、子どもの携帯電話の費用は月に多いときで6万円ぐらいかかっているといっており、給食と携帯とどちらが大切かと聞くと、携帯と答えていました。
それも、子どもがそう言っているからという答えでした。あきれた親ですね。子どもを指導するということもまったくできないのですね。

そんな親たちに対しても有効な対策がないのが今の学校だそうです。
それに対する答えが自殺だとしたら、子どもが自殺で答えを出そうとするのも当たり前ということになってしまいます。

ほとんど出勤をしなくてもくびになるどころか給与ももらえる公務員。収入が少ないと市営住宅に住みながら、ベンツなどの高級車を乗り回す市民など。
むちゃくちゃな話がまかり通る社会をどうにかしないと、理不尽なことに出会えば命を絶って解決するという方法しかなくなってしまうことになります。

こういった社会の改革には、国民、市民の協力が必要です。
何事にも関心をもっていく。
正しい判断をする。
先を見た考え方をする。
自分ばかりをかわいがらない。

やるべきことはたくさんあり、なかなか成果は出ませんが、長い将来を考えると必要です。
日本が真の一流国になるには、国民の豊かな考え方が必要になると思います。



Posted by 三和総合設計 at 07:11│Comments(0)
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