2006年12月03日

木考塾

昨日は木考塾の特別例会。
香川から六車棟梁と息子さん2人をお迎えしてお話しをお聞きしました。




六車さん親子は、お父様と次男の方が工務店として施工を、長男の方が設計事務所として設計をされていて、それぞれ対等の立場でそれぞれの役割をしっかり果たすように努力されています。

六車さん親子は、杉という地域材を単発的でなく、長くそして多くの人が利用し続けるために、先人の知恵と工夫に理論、そして現代の創意工夫の技術を加えて実践されています。



木の家といっても、自分たちだけ(つくり手も住まい手も)のことを考えたら、自分たちにとって、できるだけいい材を集めて建てることは可能です。
六車さん親子は、自分達だけが生き残れるような仕事ではなく、全体を見て、誰もが地域材を利用しやすい方向を見据えて日々努力されているところがすごいです。
私たちが何かにつけて、忘れないようにしている「自分たちだけのことではなく、ものの本質を考え、努力すること」を実践されている方々です。
方法はいろいろあるとは思いますが、根本が同じところであることが共感するところです。
木考塾のメンバーもとても勉強になったのではないかと思います。




勉強会のあとは、恒例の忘年会。
みんなで、これまでのこと、これからのことを語り合いながら交流を計ります。
職人、設計、製材などの住まいに関わるいろんな人が参加しています。
こんな会はなかなか無いんですよ。

帰りは娘の運転で帰宅。いつもなら私は運転手で禁酒ですが、今回は夫婦でほろ酔いのいい気分で帰って来れました。
娘様々です。
「酒臭ーい!」と言いながら運転する娘を見ながら、「大きくなったもんだなあ」と。
こんなことで娘の成長を感じるノンキな母親です。
ちなみに酒臭いと言われた父は、助手席から娘に向かってわざと息を吹きかけていました。
ただの酔っ払いのおっさんです。どうしょうもない・・・・・。



Posted by 三和総合設計 at 09:10│Comments(0)
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