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2006年12月13日

時計から住まいを思う

壊れた時計から住まいを考える・・・・。
先日、偶然に寝室の目覚まし時計とキッチンのタイマー代わりの小さな時計が一緒に壊れてしまいました。



寝室の時計は私がお嫁に来る前から主人が持っていたものですから、23年以上前のもの。



キッチンの時計は、この家に来てから激安で買ってきたもので3年半ほどのもの。
どうにもこうにも直しようがないので、あきらめるしかない。
捨ててしまうことに心が痛む。

そんなことがあって、ふと思い出したのは、前の家のこと。
義父母の部屋にある柱時計。
私の実家にも小さなころからあったものと同じもの。
週に一度は扉を開いてネジを回します。振り子が動いて、ボーンボーンと時刻を知らせます。いすにあがってネジを回していた母を見つめていたことを思い出します。
義父母の柱時計は今も現役で時を知らせています。

キッチンの時計は、外材プレカット即席ラーメンのような家。
寝室の時計は、少し前の外材だけど手刻み、仕上げは新建材の家。
柱時計は、国産材手刻みで丁寧に建てられた家。
なんかそんな気がして。
見栄えや便利さだけでなく、少しぐらい面倒なことがあっても長く使えるものがやっぱりいいな。

話しは変わりますが、わが事務所のアホ話を・・・・
(前半の話とはなんの関連もありませんのであしからず)
2,3日前に主人と娘が日曜大工センターに行って、目的のもの以外に思わず買ってきたもの。




きれいな赤と白のシクラメン。
「いいねえ、窓辺に置こうよ・・・」
ここまでは普通。
「絶対おかあさんに怒られるわ!」と言ってもうひとつ袋から出されたものはこれ!
「何買ってきてんのおー!!!!」
「88円やって思わず買ってしまったんやん・・・いいやろ?」

あきれながらも、事務所で一人づつ頭につけてみる。
おおいにみんなで盛り上がりました
壱も参加してみたりして・・・・・
事務所はしばらく笑いのうずでした。

富山のヤッキーにもスカイプのウェブカメラでご披露。
大受けです。
そして「88円なんやったら、みんなの分買って、みんなでつけたらいいのに」と。
そんなアホなと思いながらも
「そうやったかもしれん」と少し後悔の主人。


こんなことで、しばし癒されるわが事務所。
つくづく自分たちは根っからの関西人だと思いました。(ヤッキーは富山出身ですが、10年ほどの関西生活でしっかり笑いのつぼを身につけているようです。あのつっこみはなかなかのもんです。)
88円が運んだしあわせです。



Posted by 三和総合設計 at 08:02│Comments(0)
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【?!Blog-Headline/living】at 2006年12月29日 12:21
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