
2006年12月14日
改正建築士法が成立
改正建築士法が13日の参議院本会議で可決、成立したようです。
耐震強度偽装事件の再発防止策など中心で、2年以内に施行されるようです。
構造設計一級建築士や設備設計一級建築士などの認定や受験資格の厳格化、建築士の一定期間ごとの講習受講の義務化などが内容のようです。
仕方がないことかもしれませんが、今回の改正も問題のあった部分に絆創膏を貼るような改正ですね。
耐震偽造についてはこの改正で防げるのでしょうか。
問題になった建築士の技能が不足していたかもしれませんが、何よりの問題は建築士の倫理感の問題でしょう。その部分は法律などではどうしようもないことですね。
デベロッパーなどが金儲けのために建築士を使っている限り、根本的な部分は直ることはありませんね。
いつも書いているように、設計という業務をサービスで行う工務店がほとんどです。
そういったなかでまともな設計ができるはずがありません。
ものを建てるならまず建築士に依頼するという考え方が社会に根付かない限り根本的な問題の解決はないのだと思います。
建物を建てたい人と建物を建てることを生業としている人。
この中間の部分に存在し、公平な目でジャッジしていくのが建築士であると思いますが、最初から工務店やデベロッパーの中に取り込まれた仕組みではまともな判断ができるはずがありません。
建築士も自分の誇りを持って業務を進めない限り社会に存在する価値はありません。
工務店やデベロッパーの言いなりになる建築士は、金儲け主義の業界でしか通用しません。
本当に建て主の役に立つ建築士が増えて欲しいと思います。
耐震強度偽装事件の再発防止策など中心で、2年以内に施行されるようです。
構造設計一級建築士や設備設計一級建築士などの認定や受験資格の厳格化、建築士の一定期間ごとの講習受講の義務化などが内容のようです。
仕方がないことかもしれませんが、今回の改正も問題のあった部分に絆創膏を貼るような改正ですね。
耐震偽造についてはこの改正で防げるのでしょうか。
問題になった建築士の技能が不足していたかもしれませんが、何よりの問題は建築士の倫理感の問題でしょう。その部分は法律などではどうしようもないことですね。
デベロッパーなどが金儲けのために建築士を使っている限り、根本的な部分は直ることはありませんね。
いつも書いているように、設計という業務をサービスで行う工務店がほとんどです。
そういったなかでまともな設計ができるはずがありません。
ものを建てるならまず建築士に依頼するという考え方が社会に根付かない限り根本的な問題の解決はないのだと思います。
建物を建てたい人と建物を建てることを生業としている人。
この中間の部分に存在し、公平な目でジャッジしていくのが建築士であると思いますが、最初から工務店やデベロッパーの中に取り込まれた仕組みではまともな判断ができるはずがありません。
建築士も自分の誇りを持って業務を進めない限り社会に存在する価値はありません。
工務店やデベロッパーの言いなりになる建築士は、金儲け主義の業界でしか通用しません。
本当に建て主の役に立つ建築士が増えて欲しいと思います。
Posted by 三和総合設計 at 08:01│Comments(0)