
2007年01月19日
振動台実験
昨日は振動台実験のお手伝いへ社長と
木考塾のメンバーとで兵庫県三木市の
実大三次元震動破壊実験施設(E−ディフェンス)
へ行ってきました。

お手伝いの内容は試験体の
耐力壁(荒壁パネル)の設置・取り外しや損傷観察です。

E−ディフェンスへは初めて行ったのですが、規模の大きさに驚きました。振動台は三次元振動台でX方向、Y方向、Z方向に地震波による動きをし、1200トンまでの試験体を載せられるそうです。また、天井走行クレーンは400トンのものが吊れるそうで、世界最大だそうです。これが2台ありました。試験体は2体で、柱・梁・耐力壁(荒壁パネル)で足元を土台とする仕様と足固めとする仕様(束石に載せる)です。また、2階建てを想定しているため、上にその分の荷重を載せています。今回の床の仕様は合板貼で「剛床」です。
私は損傷観察の傾斜計測として実験前後の柱の傾きを計測しました。

実験は耐力壁の位置を変えて3回の加震を行いました。
耐力壁の偏心している時としていない時での建物の揺れ方の違いや土台仕様と足固め仕様での揺れ方の違いなど大変興味深いものでした。
建物が実際に地震で揺れて損傷してしまう様子というのは中々見ることが出来ません。この実験を通して、一概にこの仕様が強いとかそういうことが言えるものではないですが、この貴重な体験を生かして、設計していきたいと思います。
木考塾のメンバーとで兵庫県三木市の
実大三次元震動破壊実験施設(E−ディフェンス)
へ行ってきました。

お手伝いの内容は試験体の
耐力壁(荒壁パネル)の設置・取り外しや損傷観察です。

E−ディフェンスへは初めて行ったのですが、規模の大きさに驚きました。振動台は三次元振動台でX方向、Y方向、Z方向に地震波による動きをし、1200トンまでの試験体を載せられるそうです。また、天井走行クレーンは400トンのものが吊れるそうで、世界最大だそうです。これが2台ありました。試験体は2体で、柱・梁・耐力壁(荒壁パネル)で足元を土台とする仕様と足固めとする仕様(束石に載せる)です。また、2階建てを想定しているため、上にその分の荷重を載せています。今回の床の仕様は合板貼で「剛床」です。
私は損傷観察の傾斜計測として実験前後の柱の傾きを計測しました。

実験は耐力壁の位置を変えて3回の加震を行いました。
耐力壁の偏心している時としていない時での建物の揺れ方の違いや土台仕様と足固め仕様での揺れ方の違いなど大変興味深いものでした。
建物が実際に地震で揺れて損傷してしまう様子というのは中々見ることが出来ません。この実験を通して、一概にこの仕様が強いとかそういうことが言えるものではないですが、この貴重な体験を生かして、設計していきたいと思います。
Posted by 三和総合設計 at 10:15│Comments(0)